2024年1月26日金曜日

240127 国際人になる心がけ(2)

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 国際人になる心がけ(2)

インターネットを簡単に一般個人や会社に使用アクセス;

ネットの利用価値を急増させたアンドリーセン氏はイリノイ大で室賀室長の弟子、偶然で長野の室賀・沼津出身で渡米という流れの方にお会いした。私は短時間で安価にデータが送れ、加工できるメリットは納得できたレベルである。その後ディープラ―ニングもかじりましたが、レーザ技術はホログラムとセキュリティの為に偽造防止、セキュリティに限定しコンテンツの価値はウイキペディアで済むとユーザ発想でした。「価値の製作者側になる発想が英語社会で」日本に欠けていたようです。

考える仕事、創る仕事、賃貸の仕事のほか、見えないサポートサービス等の理解プラス、コミュニケーション、ただ考えの違いの意見交換でなく、思考の自由の思考代行や総合力が今の生成AIですが、物だけ着目しコンテンツの進化まで及ばなかったのです。(そんな考えを日本からの来訪者に何度話しても伝わらなかったのは、本人が理解が不足していたのです。)

日米協会(JASC)での思わぬ学び;

 シカゴ日本商工会代表役員とか理事他も参加させて頂きましたが、まったくのご奉仕で、営利業との違いは、ひとの本音が見たり聞いたりできる点だと思います。皆が助けてくれますから、早く下りるため目標を立てました。会員を減る傾向から増えるカーブに変えること、赤字は脱して黒字にするため、昼食も持参とか。早期達成はお陰さまで代表役は1年で下りる事になり、おまけを蔭で1、2年努め、幸いでした。

(南部賞の授与式の博士写真) 

 私見ですが、だいたい日米協会は1930年ころ米人が始めた協会で、その代表は日本人がやるのでは、座りがわるいのです。中国人じゃあるまいし、東洋的にどちらが上だ、下だとかでなく、米人が本音で喋って欲しいと思うこの世はフェイクだらけです。(商工会は日本に同様の組織が有り省略します。)    

日本への帰国まえに、情報産業の進展の中、日米協会でも日米の衝突など、どこでもある問題や、役員のバランス取りや、日系企業の同協会への役員での参加協力(10年以上滞在した故)は避けえないと指名され、ビジネス思考の裏の知見で得るものは大きかったことは確かです。何でも持ち回りにしないとカビが生えると考え、挨拶も持ち回りで主幹事役や、少額寄付をお願いしました。全米協会への参加はサービス業系の会員が多かったが、メーカ、エンジニアも上に述べた理由で、日本人も参加しルール作りに協力すると良いとおもう。建機協会と同様ユダヤ系(イスラエル人)が事務局イベントのパート勤めも頭の回転が良く気付かれると思う。

重要な情報とその根拠や信ぴょう性も学べる;

協会には時々DCほかから米人のアジア担当の研究者や学者も来て、有名人が昼食会のスピーカに積極参加して頂き、日本人ビジネスマンが講演などに積極参加者を増やす。自分が政治家でなくても、彼らのシェアできる情報は役立つし、「中国はアリ地獄で、投資を持ち帰れないか」の議論した覚えがある。                  世界的学者とビジネスマンの接点は余りないようだが感違いでした。自分の関連する隣接業界や、逆なデータの出る業界人などと知り合いを増やし、全体を盛り上げる。これは民間の営業活動やマーケッティングとの関係する場合も多いものです。商社だと商品の売買上、原材料費や運送のストの見通し、などの情報は欠かせないのです。

 文化と産業の関係をどう比較し競争し、握手を交わすか;

全米ナショナル Science Olympiadという全国の高校別と個人別での科学創作コンテストがあり、その州予選に便乗することになりました。日米の友好を促進する為に、20種以上もある中で同学年生が1千人の大型校と100人の小規模校では大きな学校が有利で常勝になる。種目数を減らし田舎校に光を当てることになりました。

サイエンスに音楽なども含まれており、文化・音楽とサイエンスの関係をどう数学的・数値的に比較分析するか、地区責任者に、関連する観光産業や健康・医療ほかとの比較などが、オリンピヤードの比較テスト問題で知る事ができました。日本人は比較好きだが、能力を科学的に数値化するテストの方法など教育業界でも興味深い題材でありえます。ただ比較するのではなく、時間を取って貢献して呉れたと感謝し、各人を褒める事、自分の感動した点をのべることが大切です。

どこに赴任しても、その町の図書館や博物館に立ち寄ると、町の自慢する文化交流に参加すると、政治家の知り合いも増え、「イラク戦争が避けられぬ」とか7大石油のVPの情報も講演で耳にはさみ開戦日を予測した事もあります。図書館には子供用の日本語の絵本も買って欲しいと要望する。予算が付ければ協力してくれる。黙っていると米人は気付かない。これも民主主義です。意見を言うのは友人になる第1歩です。 まず何かしらを褒め、知り合いになり、自己紹介する。黙っていてはいけません。                                 美術館などもキュレータ(芸術員)に知り合い、お客の案内役(有料)をたのむと文化度の高い証券投資、鑑定士など、興味をひく説明で著名人なども喜んで貰える。給与が公務員半額くらいで、所得を上げる工夫がいるとおもう。普段は会えない米国ビジネス社会での大企業の役員などの知見も得られ、弁護士や会計士の意見を直接聞けるチャンスで、意見交換にも慣れてきます。

限られた私見;アングロサクソン系は主役慣れし、ガバナンスに優れる。だが元大国人は、シカゴには英国人より周辺国、アイリッシュ、ジュ―イッシュ、ポリッシュの人口が多く(ジャパニーズが穴埋め、クッション役が上手いから)慣れてくれば期待されるのです。英国人ほか大国人は当事者の契約書・あるいはルールを創るときは、任期は5年、再任するには5年の間隔を置くという条項は絶対必要だと教えてくれた。辞めさせないと10年でも会長に座ると言われた。                        挨拶だけ数年会長を続けると、目標も変わらず会員も増えず、若手に魅力が無く衰退がはじまる。世界の政治でも5年(4~6年)/1期が2期以上となると次第に独裁になる傾向が出て来て、周辺諸国と争いが起こり始めるもの。

要するに勇気あるお節介焼きになると、変化・発見とご迷惑の違いが少し分かる。シカゴには優れた人材も多く、ずいぶんご教授も受けました。滞在期間は延びて、大統領候補、労働省長官にも80年頃からお会いできたのは、そんな関係からである。

いま日本の政治リーダは「先手、先手で行動せよ」というが、全体の必要な作業を知らない若手も多い。やらせてみて褒めてやらねば育たない。日本人は余り変化に心が動かない、というより、古いものを祀り尊重する傾向があると、危険視されます。むしろ中小企業(国)の方が歴史が短く、クリエイティブと見られる。かと言って、大きな注文も細切れに発注すると、つなぎ目で問題続出になる。(説明が苦手、自社のノーハウは丸秘にしたい)          

別な職種の仕事の経験;学者の父の70年代の訪米と40年前の長期滞在。教え子のK大学への影での指導か参考のためか「論文を複数の米大学への提出」を手伝いました。インターネットのない時代、論文に讃頌(しょう)する学者や研究者を探し意見交換は苦心のプロセスで、意見を聞くのも専門分野の(用語の)理解に苦労しました。鳥の鴈行(ガンコウ)飛行カーブと飛行機のカーブだったかの議論でした。大卒米人の社員が時々ヘルプしましたが、専門用語が分らず苦労しておりました。             油圧技師だった次弟の98年ころの滞在では、当時は米国の油圧部品は欧州モデルも多く、制御の技術者も米国製と思考の違いを知りました。米欧での製品の違いが分らぬと理解できない。半年ほど多数の米国メーカの技術者や油圧機器メーカのエンジニアとの議論は、言葉と知識の有無でのコミュニケーションにあると知りました。欧州が4~5千psi、米国が2千psiとか、そのまま輸出入できない工夫などもある。

一般論で云えば、欧州の中小メーカは専門性がたかく、視野が日本の事業部長を越え社長並みに広く、その思考の経営者は日本では希だと。失礼ながら社長以下、課長レベルの視野といわれる。開発段階での思考と目標が多彩で、プロセスの変更(リスクと考え)開発にも同じ順番を使う許可に時間が掛る。少々投資額が張るが、試作前で終わったのは、JVとかM&Aは時間節約でその代用だとも思えた。                                   

50年まえの敗戦の爪痕・音楽?                       

 なぜこんな事をいうかと云えば、朝ドラで「ブギウギ」の笠置シズ子さん役登場

で、訪米中に来社する彼女の娘さんをランチの案内をせよと、本社の会長からの指示

があったを想い出したのです。彼女から「西洋のお花の活け方を勉強するためにア

メリカにました」と聞き「お花の活け方は日本がベストだ」と思っていて余計なこ

とをて、未だに後悔しています。(高級ホテルやパーティー飾りは無知でした)   

其の10年後か、独立してからの話ですが、半世紀前は貿易兵士くらいに考えていた私

は、米国メーカとの雑談で、米人VPから「日本の戦後の復興努力は感心している」と

半ば同情的にきこえる率直な意見を言われ悔しかった。

我が家の横に父の指示で、大きな防空壕が造られ、沼津は富士山目がけて来るB29

撃機の通路でか、何度も避難した記憶は忘れないからです。「日本が負けたのではな

い。国際情勢がアメリカンに味方したからだ」と言い返したりした。

相手は「それでもお前、いま米国本社に来て、この会社の商品を売らなければ、差別

で法律違反だなどと無茶な事を言っている」と云いながらも、「海外部ではない私

(本社のVP社内弁護士)に会えたのはラッキーだったね、筋が通るから認めてやろ

う」と言ってくれた。(思い返すと、この会社は日本法人を持ち利益をあげてい

が、米国内で買う私の米国法人に売らないのは差別だという考えに「尤もだと」考え

てくれた。(この発想に敗戦後の弱者の頑張りを感じたのかもしれない)。

 オマハのオラクル(預言者)が日本株を買うというのは、プロの代表投資家でその

ような思いは無く、長期の視点で海外投資の考え方を参考にしようと考えての事かも

知れぬが、別の考えがあるかも知れない。                      

日本が自慢できる技術があれば、本当に嬉しくて、売り込んだ時代です。

 要するに勇気を出して、お節介焼きになると、新たなビジネスチャンスの発見とご迷

惑の違いを感じることもある。シカゴには優れた人材も多く、ずいぶん助けられた。

滞在期間は延びたが、大統領候補(インディアナ)、労働省長官(NJ)に80年頃から

お会いできたのは、そんな関係からである。

 いま日米は殆ど同レベルになったと感じるので、お互いに謙虚に相手を思いやり、

助け合う時期でしょう。これからの若い世代は、"昭和の世代"の親たちの受けた苦労

の恩返しを、気持ちだけでもして欲しいと思う。

そうした我々の苦労の気持ちは伝わるのではないか。多少の法知識は助けになるが、

それだけだと衝突ばかりのどこかの野党と似てしまう。サバイバル時代: 1027自分の特色を

だす勇気がつく生き残りの条件 (sksknowledgetosurvive.blogspot.com)


お節介役の延長

 日本の大相撲は大好きでみているが、のど輪攻めは、2~3秒いじょう長く責めた

違反にするとか、肘で相手のあごを打つとかは、ルール違反にしないと、プロレス

の様で、見ている方も楽しくないかも知れない。力士不足ならないかと心配だ。そ

れには土俵の高さを少し下げたら、力士のケガが減るのないかと思う。



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