2015年5月23日土曜日

15203 すでに半分戦時紛争の前兆が始っている


15221 番外 

ついに”不沈空母”が現れた南シナ海
(航行の自由が損なわれるのも時間の問題か)9月25日、2015

一番心配していたことが現実になった。日本が集団的自衛権などで議会で争っている間に、日本のオイルの通路として、また東南アジア貿易路として頼りにしている南シナ海では、3つの人口島が完成し、3本の滑走路が現れ、1島には大砲などの武器を設置されたと報道され、脅威は明白になってきている。

ロイター発Independent紙9月25日による。
米軍の情報によればすでに人口島には大砲が設置されており、むろん中国の報道官は”なにも聞いていない”というが。


左;The Telegraph紙
Mischief島
写真
中国の意思が変わるような措置をとるだろうと伝えられたというが。事実ならば今日から始まったオバマ・習近平会談は相当荒れたものになるだろう。
米国はどのような打ち手を使えるか、注目される。
本日のウオールストリート紙を参照されたい。(9月25日WSJ)下記は4~5月の弊ブログ

15203


すでに半分戦時紛争の前兆が始っている
(虚偽の歴史から離れ、未来を見つめる視点をもとう)

南シナ海の人口島の上空で「中国の領海侵入だ、至急立ち退け」というやり取りが昨日5月20日に米国の偵察機にたいしての警告として発生した(CNN動画)
A depiction of where exactly China is building islands out of nothing, 600 miles off the coast of its mainland.
(CNN動画) もう1度先日の新聞での写真をご覧下さい。(公海
の建造物)このような建造物、公海での自国の領地や権利が増える訳でもないと専門家はいうが、既成事実化させないで、止めうるかはまったく分からない。
これによる物流や輸送船による貿易ははなはだしく妨害されるばかりか、これが既成事実化したら、間違いなく次は公共のためなど言い訳けもせず、軍事基地化するだろう。島をもう1つ造られたらどうなのか、3つになったら何らかの対抗できるのか?いくらのん気でも、死命線を抑えられてからでは、アジアとの貿易が止まり、オイルラインも止まるのだ。

糞尿譚=泥仕合という方法がないか


不謹慎だとお叱りをうけるような冗談をあえてご披露すれば、真面目に政府間でぶつかれば、戦争になる。糞尿譚であれば一種のゲリラ作戦で、民間の有志がかってにやれるだろう。武器を使わずごみ船や糞尿を満載した汚わい船ではどうかという意見がある。
海面だと大分遠くまで音は届くというから、数ヶ所からの大音響のスピーカーで作業員を寝かさない方法も有効だろうという。中華料理は砂糖と食用油を大量に使うから、大きな紙凧に大きなバスケット1杯のねずみや蟻やミツバチを贈呈するというのもあると友人はいう。。

原油のルートが危なくなれば、火力発電は石炭だよりになり、ますます温暖化に拍車がかかるばかりか、円安のため仕入原価もあがるから、寝かせている原発を再稼動ということではないか。

オイルルートばかりか、これからの伸びが期待されるアジア各国の貿易ルートが脅かされインドやミャンマーなどとの交易にも影響がでることは容易に想像されるのだ。

南シナ海、波高し:中国がベトナム・フィリピンと小競り合い
20140508 00:40海国防衛ジャーナル
南シナ海は、中国(台湾も)、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ブルネイが領有権権を主張し合う複雑な海です(過去記事)。スプラトリー(南沙)諸島とパラセル(西沙)諸島といった小島や環礁をめぐって、各国の主張は入り乱れています。(南シナ海の領有権を巡る各国の主張ライン)

特に、この中で大きなアクターであるのは、中国、ベトナム、フィリピンです。
ここ数日、中国がベトナムとフィリピンを相手に小競り合いを起こし、事態がエスカレーションの危険性を帯びつつあります。ベトナムとは中国が西沙諸島で始めた石油掘削を巡って、フィリピンとは南沙諸島でウミガメ漁をしていた中国漁船をフィリピンが拿捕したことを巡って衝突していますね。

中国 vs ベトナム
南シナ海で中越艦船が衝突 石油掘削めぐり、6人負傷2014/5/7 産経新聞)
【北京=川越一】中国が石油掘削を始めた南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島近くの海域で7日、掘削を阻止するために派遣されたベトナム艦船と中国艦船が衝突した。ベトナム当局者によると、ベトナム側の船員6人が負傷、数隻が損傷した。AP通信などが伝えた。

ベトナムは沿岸警備隊(軍艦も?)を出動させているようですが、中国はすでに海警局など法執行機関だけでなく7隻の海軍艦艇が派遣され、計80隻余りの船が当該海域に展開しているとの現地報道もあります。

中国の海事局も5月3日にオイルリグ「海洋石油981Haiyang Shiyou-981)」への出港許可を発行していることから、「中国領」である西沙諸島における石油採掘は国内法にのっとったものだ、といういつもの論法で押し通すと思われます。

ベトナムは当然これに反発しています。中国の石油採掘活動地点は、ベトナムの排他的経済水域(EEZ)内であり、中国側の行為は国際法に違反した行為であると非難しています。中国の海上法執行機関船艇によるベトナム沿岸警備隊船艇への体当たりで、ベトナム側は2隻が損傷を受け、6名のけが人も出ている模様です。

AIIBなどの中国の活動に対しても今さら離れることが難しく、頼りにする国の経済沈下する鎖をどう切り離せるかどうか。米中2股外交が股さきにあう恐怖からの悲鳴が聞こえるが、情で流されてはなるまい。

私にとっての隣国の行動、人の体内に35年あまり扶養されながら成長した寄生体が、1945年に敗戦になったとたんに跳びだし、勝者の側に変身しようとして米国に拒まれた。そこで自国を創るにあたり、日本が米国の統治で抑えられているすきに米国のマッカーサー総司令官が引いた境界にまねて1島をおさえ自国領と宣言して、以後の反日を独立心の道具にしてきた。
60~80年代にいわれた雁行モデルの経済成長が、85年以降に円の急上昇で不動産バブルになった。その間、日本は戦争の賠償として3643億円をこえる額を76年7月22日までに関係4国に完済し、また韓国には1000億円を超える援助金を支払った。
80年だいのバブルでうかれた世相の隙をとらえてか、慰安婦の強制性についての捏造創作歴史を日本国内の左派メディアと合作、それによる更なる資金注入もあり浮上してきた。
ウイキペディアによれば、延世大学経済学部金正湜教授は2000年に韓国対外経済政策研究院から出版された「対日請求権資金の活用事例研究」(漢江の奇跡)。

何か日本に反省すべき点があるとすれば、経済の再建に夢中になり忙しすぎて竹島の実効支配を放置し、慰安婦問題ではあいてが文句をつければ安易に金をはらうという印象を与え悪い癖をつけたことであろう。(対韓経済援助金
メディアが「お隣さん」と近づきたがる中韓から縁遠いときほど、日本は災いがすくなく、浮上できるという説がある。無論、どこの国でも言えるが、なかにはまともな人たちもいるのだろうが、国の政治指導層の腐敗は国民が負担するのが民主主義の苦しみであり、つねに隣国の悪口や嘘でしか自立できない教育は、突き放すしかないのではと考える。
以下の2文は変身への準備をしようともがく人たちの、対日すりよりの準備をする1部の意見であるともいえる(フォント、着色は編者)。以下の議論は股裂きにあっているのは韓国なのに、日韓関係を良くして乗り切ろうというもので、これも独りよがりの議論、日本のメディア人への洗脳であろう。

出口見つからぬ韓日関係改善すれば

米中に挟まれた韓国の活動空間も広がる(1)
201505181046[ 中央SUNDAY/中央日報日本語版]
  韓国と日本が過去史をめぐり本格的な力比べに入ってすでに3年だ。これまで韓日関係は最悪の状況に突き進み、反騰の兆しはなかなか見られない。50年前の朴正熙(パク・チョンヒ)政権は冷戦環境下で日米と反共連帯を強固にする安保論理、そして日本の請求権資金で経済成長の道を開く経済論理で過去史清算という歴史論理を乗り越えることができた。
これに対し2015年の朴槿恵(パク・クネ)政権は安保的に韓米同盟を強固にし経済的には中国と協力するという戦略の中で日本の戦略的価値を低評価してきた。それだけ日本と歴史対立を縫合し妥協する誘因が下がるということだ。問題はこうした単純論理では21世紀の東アジアの荒波を乗り越えていきにくいということだ。未来史の視点で見る時、東アジアの時空間は過去史の亡霊から抜け出せない韓国を待ってはくれない。(略)
  

0 件のコメント:

コメントを投稿