2022年9月10日土曜日

220912ー追1  国のサバイバルと会社のサバイバル (超小型原子炉のUS特許が9月13日に失効)

 220912-追1

国のサバイバルと会社のサバイバル

日本人の超小型原子炉のUS特許が913日に失効か

2~3例を;良いアイディアがあったら試してみる位の勇気は持ちたい

 日本人のご夫人はトイレなしで2~3時間持ちますか                40歳ころ遅ればせながら米国で起業した会社で、一息つけるころイリノイ州の地方銀行に奨められ建物を買い、一緒にやろうと云われたん日本の数社の内で、一番熱心なレンタル会社と組んで法人をもう1つ創りました。建物のテナントが増えないので、サラリーマン社長が絶対やらないと云われたトイレ掃除にチャレンジし、思いもしなかった経験を積みました。「四大卒が」と笑われたが、お陰で世の中が上から下まで現場が見えるようになった。

 その後レンタル会社の創業社長が、元の商社の新社長にご挨拶に行きたいと案内を依頼され、お連れした。


         アポ取りが15分刻みの難しい忙しい方で、「驚くような話題なら覚えてくれるだろう」とトイレの話題を勧められた。          相手は雲の上の人。商社でのシカゴ時代2,3の事業部作りを認めて頂き、色々お世話になった方でした。                   この元ボスは話を聞き「トイレか!」と腰を抜かされたが、「(お忙しい先輩の)トイレ休憩タイムのお陰でお会いできています」が私です。           

建設現場での急用体験と、イベント屋プロから、どんな令夫人でも『トイレなしで3時間持ちますか』と確認すると良いと聞いていました。(内心、移動式トイレビジネスの融資を否定する銀行マンはありえないと確信をもって考えていたのです。)

 現場が見えるようになろう                             その後10年で15万棟余をレンタル市場に導入できたと聞いたのは10年で退職したあとだが、日本市場が望んでいた商品・サービスだったのでしょう。必需品であり、元消防団の方、色々な方の貢献もあり、工事現場でのトイレ問題(清潔・臭気)が急改善しました。(世の中にはうっぷん晴らしに、何でも叩く人もいますが)米国製は一寸くらいバットで叩いても直ぐには壊れない、業界を知った人達が造ったものは10年から15年以上使えます。   10年でレンタル業は卒業し、自動車の技術系部品サービスを行う会社の米国進出に参加したのです。(トイレは90年代には市場飽和になり、掘削機に転向したと聞きました。)

国防も相手が撃ってくるまで待てなくなっている

サラリーマンから経済界の指導者になった人達は、92年代のバブル後のリストラ時、大変な目に合った。デジタル化に遅れ、教育でも先進国で最下位の日本になった。経営者(例外はイスラエル大卒の方他だが少数で)にはわずかな例外を除き、3Dプリンターの技術も、ドローン(仏製玩具から低空調査機、いま兵士に代わりウクライナでは不可欠)出現にも気付かず、自社を守るのに忙しく、先が見えずで自分も苦しみました。経営者も教育者もご自分たちがハングリー時代に育ちながら、女子大生の総合職採用遅らせた結果を生んだ。この波は米国の進出企業にも大きな影響がありました。                  与野党とわず、ドローンを増やし産業や国土の守りをせねば、国も守れないのはウクライナの人々が身をもって教えてくれています。憲法議論より、国土防衛に動きださねば、ハッカー攻撃、半導体産業も台湾も守れずになります

 教育も教師が現場をみる努力を

そんなころ、エチオピアの文盲の原始人の村にMSの創始者のゲーツ財団が、100台ラップトップを寄付したのです。「動物実験か」とか悪口を言う人は必ずいます。この村には電気も学校も無い地域ですから、無料のパソコンにはソーラパネル付きだった。むろん文字も英語も知らぬ子供たちでしたが、特別な英語コースのソフトも入っていた由。      子供たちは互いに教えあって1週間で使い方を理解し始め、ゲームを発見し、2,3か月で英語も嬉しくて勉強し音声で会話も始めた由。この話は、ニューヨークのハーレムの教育現場には大ショックとなったようです。パソコンの方が、スマホより役立つと思うのは、この辺からで、遊びや社交よりは、教育面では米人からも学べる部分があると、私は感じております。(弊ブログ記述200604 ;東洋思想とデジタル技術+新実存主義の接近(2))

 2005年以降は日本の商品も、金の掛かる部分は放置して部品屋に徹しているかと思っていました。部品屋は儲からないと聞きますが、ネットで教材用(制御用の基盤など)を売り出してはと思っていました。欲しいのは高専・理系の教授・助手たちのブレーンやイーメールアドレスです。これを1万以上にする。金が無ければ経産省や文科省に予算を下さいとお願いしようと。ロボットの走るオリンピックを始めようとお薦めしたのですが、子供たちの知恵はすごい。最近は工業学校の大きなイベントになっている様です。

今の電池は急進歩でペロブスカイトとかで29.8%効率まで昨年達成とか一寸測り知れません。それにしても、< 水素ホテル>には驚きです! 遷移元素 - Wikipedia                                        我々の世代は水素爆弾に直結する思考で、拒否反応あり。せいぜい小型原子炉です。

 超小型原子炉はメルトダウンなしで安全を実験済みという(パテントは913日まで?)    

だがもっとすごい発見が眠っていて、カナダ人が試し、日本企業が試作するらしい。パテントを活かしてくれたのです。「神の贈り物」 超安全小型原子炉で貧しい人たちに電気と水をー(H8年;元電力中央研究所理事 服部禎男氏のパンフレットを展示会でみつけて、このブログにも数年前ご紹介しました。                        服部氏は55年前の大発見で『直径1mいかの小型原子炉なら、事故で炉心の温度が上がると、核分裂の連鎖反応は継続不能(メルトダウンは無く)になり、原子炉は停止してしまう』のだと。実際テストした米人が西部にいたという。

日本人は核恐怖症ですから、どんなに安全と言っても信じない総理もいた。やって見せるしかない。シカゴ郊外の全米でも有名なアルゴンヌ研究所は金属燃料での実験で、安全性は確認されたという。アイダホ州で、金属燃料で全出力運転から、全電源喪失、緊急停止系不作動で、運転手は無操作という条件で、静かに自然停止したという。(彼のUSパテントは2005年9月13日付けで、今年917年で失効になる筈が間に合って、本当に良かった)

 人を大事にして育てればアジア中の英才が集まる                  いま電池の技術はペロブスカイトほか分らぬことが増えて半導体は今やっていて、中国との取引禁止になれば人材が余ってくる。そういう会社でお困りの半導体関連会社を何とか新用途で工夫して、何社かで食べられるようにする工夫です。               ソフト開発で英語は問題でしょうが、くそ真面目にやり通すのです。半導体で頭をひねっている時に、子供をセンサーに使う事で、洪水の避難の警報・避難アシスト役に使おうというアイディアもでてきたらしい。NHKの日曜討論での大人のケンカのあとの昼前の番組で、子供の方が、爺さん婆さんがいう事を聞いてくれるという。

 外国人を使う訓練も欠かせません

ITソフトを除けば、インドは工業化が遅れていますが、インドで産業システム・機械(汚水処理場のポンプ;トイレと水が遅れている理由でしょうが)道路も作るご支援をする。日本語と分かる英語を教えて、日本とインド、アフリカ、ウクライナ他に振り分けようと、5年も待たずに言ってくるはず。動きの良いベトナム人やインドネシア人も参加してもらう。                                  色々なことを書きましたが、書いた責任追及されると困るなら、そこは高齢者が責任を持つから若い人がやって欲しい。気を悪くしないで頂きたいのですが、この先5年かそこらで時間切れになるでしょうから、花が咲くのは見ないで終わるかも知れませんが、ご容赦を。

 失礼ながら正直なことを申せば、在米中40年も競争し続けてきた自分には、帰国して見るわが日本の住民は「生存本能」を感じさせるものが欠けてしまったように見えます。   男が化粧をして女性にいじめられ、むろんスーパ―スターはいますが、スポーツだけかのようです。殴り合いではなく、リスク・テーク、責任を負う、覚悟をもつ、といった精神分野での勇気を持つお話です。きっとできると信じるのです

 

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