2023年3月20日月曜日

  230324 ー追記  国会議員への”行政文書”の曖昧さと性差別?

230324-追記

国会議員・行政文書のあいまいさと性差別 

女性と半導体は国を左右する逆襲をすると覚えておいた方が良い

日本の経済効率をあげ住みやすくするためにも、男女の不平等はいそぎ改善してほしい。G7先進国の中では順位を落としたのは、93年のバブルに始まり、シカゴでも銀行支店が12行が引上げて驚いた。96年の東南アジア通貨危機、銀行の再編、不動産での住専問題、その後の08年米国はリーマンショックはその2年前に住宅信用で引き締めが始まり、大体10~12年おきにウォール街の暴落が警報になってきている。

最下位、女性がリーダー層に多いEUはもとより、世界に注目されている弱点である。人口減少で少子化が注目される中、女性議員のリーダー層宛の行政官の記録をめぐり野党の論者が嚙みついている。余り注目されていないが、90年代には女子学生が総合職から外され、94年には半導体が世界2位の座から転落30位に、以来日本は成長も止まり(韓国も同様に)少子化が拍車がかかる。

外交環境は戦争が拡大リスクがあるとき、数の少ない”女性議員の差別”をいつまで続けるのか。男性が女性を攻撃し、行政文書を誰が書いたか、書かせたか、など市民には価値のない議論である。(8) 733回 小西文書これで完全決着 高市さんは潔白でした【撮って出し】- YouTube 

総務省の「政治的公平の解釈について」という平成28年2月12日の文書がネットに掲示されていたので、コメントは末尾に追加します。行政官の記録をメモも文書と呼ぶなら、人により違って受け取り方が違い、あて先は配布されたか怪しいという意見も当然と思われる。

 アジアでの女性の地位変化

日本も男が女性化し、女性が男っぽくなり惑わされるこのごろ、女性を攻撃するのは、海外で苦労したことが無いからだろう。女性の台頭が急なこの10年、女性議員の比率が150位より低い日本の改善点の第一だと思う。与党を攻撃するなら、少子化もふくめ政策でやるべきだ。 世界の半分は女性であり、1995年からの20年間で一番改善されてきているのが議員の女性比率だ。党の浮上のためだけでなく、国民の半分の為に役立ってみて欲しい(Free Photoタイの農村)                    セアンでも日本と似た農業地域で、商業化や工業化が進むにつれ都会へ出稼ぎを輩出したタイ国の例を調査し、家族制度も男女のルールも進化したことをとり上げた研究がある。 (着色・フォント;編者)

「ジェンダー役割と規範の変化 タイ東北部を事例として~ 甲斐田 きよみ」    「(1)婚姻に関する認識の変化」は優れた論文であり、以下に抄訳し掲載させて頂く。  (戦時疎開し育った沼津の山と海岸の中間に育った人は下記の類似に驚かれるだろう。)                                               

調査の対象地区の住民はタイ人が大多数であるが、タイ人は結婚後には妻の実家に夫が居住し、実家の畑仕事を担うことが期待されてきた。(恐らく8割の農村の長男を除くケースだろうが)現在は都市部や海外で移民・移住労働を行い、送金することが期待されている。                          かって夫は世帯の家長として世帯を代表し、経済活動を担い、物事を最終決定する存在(武家・戦前戦後の日本と似て)から、現在では妻も経済活動を担い、意思決定は「家族都会へ出稼ぎで納得するまで話し合う」あるいは「妻が決定する」と変化している。(母家長制?)                                      

家族の存在の流動化と経済参加(一般市民のケース)                          妻は世帯の収入と支出を把握し、家計管理を担っている。女性の生活はここ20年間で大きく変化した。現在40代から50代の女性達 は、20代から30代の頃に一村一品運動の製品として伝統的な織物を製作し、販売するグループを作っていた。当時は、活動への参加や、販売のために県の中心部に外出するのに夫の許可を要し、未婚・離婚が ネガティブ視されていた。現在では女性が村外へ出かけ、収入を得る仕事をする機会も増え、女性に対する見方は大きく変化した。「男はこう、女はこう」というジェンダー別ルールから、「人はこうあるべき、親・子どもの関係ルール」へ変わり、配偶者は親とし て、子どもとして、人として、という分類で語られていた。                   

スマホ通信で簡素化し家族は子育ての拠点化                        昔は結婚は当然とされ、離婚するとネガティブに捉えられ、結婚の登録を役所にするため離婚時の手続きを要し、婚姻は人生の重要な出来事と認識されていた。さいきんは結婚登録をしない事実婚を選ぶ夫妻も多く、離婚の手続きが任意化した。行動範囲がひろがり(ベトナムとの競争上か)、連絡も容易になり、パートナーを探すことが簡単になった。 婚姻は流動化し経済活動にくみこまれ、その結果、婚姻を重視しなくなり、結婚、離婚、未婚でいることは個人の自由だと捉えられている。」

編者のまとめ;                                本レポートで日本が150年かけ、アジアのリーダ的にたどった戦前の家父長制から、戦後の民主化、共働きでの経済活動に携わり極東アジアをリードしてきたのは、世界最古の皇室の存在もあると思いますが、タイ国の農村部の変化は2~3倍速で見直した感があります。すでに、日本からもグリーンハウスでレタス他の生鮮野菜がビル内農場が造られ、ベトナムが先行しているかは別にタイでも広がって、首都圏に近い都市部の周辺で女性中心の職場が増えている。

これらは東京の周辺にいる視野狭窄の国会議員にも、アジアへの認識をかえないと、少子高齢の日本だけ、霞が関だけの男性議員のフェイク情報の議論だけでは役にたてないと感じられてもよろしいのと言いたくなる。議員さんも男女ともにバイクや車でガソリン代が出れば、2~3日の仕事でも稼ぎに走る時代が来ていると考えるか、首都圏で悠々と高いお茶を1人2千円で意見交換する時代がくると考えるか。               DXが普及しても、まだ入り口についただけで、データが足りなくて、まともな比較も出来ないで、どうするのだろう。                                

追加;総務省の「政治的公平の解釈について」という平成28年2月12日の文書
        
「放送業界の個々の報道がバランスよく」というのも難しい。              米国のような右や左の個性の強い国では、中道などというモノはあるのか疑問です。その中道も世界の中での平均というのも、設定する編集者の価値観で違ってきます
分類項目と仕分け; 事実か想定か、品質の上中下か、過去・現在・将来とわけるか、高いか、安いか、平均か。望ましい、避けたい、好きか嫌いか。希望・義務・強制で行うか。(消費者分析ではデータのみでなく、映写・音楽などには感情も加わる)
定義ができていない議論で時間を費やす癖を直す時期でしょう。
以下は私見

事件や天災地変;犯罪・事故・年中行事、人物の出入り。
ジャーナリストは5W1Hは欠かせず、なるべく計測可能な要素を捉えて、データ化して、グラフに3種くらいは分けて表示しますと、数学の図表の様にならざるを得ません。
外国と国内;米国的か、欧州的か、アジア的か、アフリカ系かアフリカ系か。
日本国内;北から南まで気温、湿度、風土、天災地変、特別;ウクライナ・避難民。
無難な生活関連;と言えば、どこのチャンネルも、天気予報、料理、旅行、
エンタメ;野球、サッカー、大相撲、歌謡とクイズやゲーム。旅行、
学習と子供養育;英数国+理科・文化・地理・歴史の座談。
政治・経済・職種;税・年金;選挙や政治家、事業者や商店、広告が4分の1ですか。
このどこをバランスよく、他社に負けずに報道するか、特化し差を付けられるか。





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