180815追加1
日本の国や議会が正常化するには,
過去の敗戦は忘れ、現在の優先順位で選択(1)
過去の敗戦は忘れ、現在の優先順位で選択(1)
議題は与党が決める原則を確認する
すべての政党が参加する日曜討論は、モデレータ(司会)が与党でないことに異論がある。議題をしぼるびは優先順位がないとできないし、与党が議題を決めてよい。
だが重要度でなく、与党に不利なことを騒ぎたい野党がいて、発言を聞いていれば、あきれるほど少数党の主張に耳を傾ける仕組みが見えてくる。(南シナ海上空FoxNews写真)
国民からの立場で言えば、ミサイルが国の上を飛び続けるのかどうか、アジア最大の貿易路に立ちふさがる中国の長距離爆撃機が、公海上の違法とされた人工島の基地のうえで悠々と飛んで見せる実力示威に対し、与野党のだれも発言しない1時間の会議の異常さである。
何が言いたいかと言えば、憲法を改正して、自国の自衛軍が、米国の指揮のもとで国防をつづけ、「最大限の持続可能、検証可能な方法で半島の核兵器を除去する」という圧力をかけ続けるという日米韓の合意はくずれ、南北の境界線でのハグやパフォーマンスで先行された形で終戦の形に持ち込んで良いのか。終戦にすれば攻撃には、開戦しないと戦えなくなり、その間はやりたい放題で南を牛耳れるという北の思惑が透けてみえるのだ。
これを放置して、相変わらず議事録を書き換えないとか、モリカケを決着せねば先に進ませないとか、ただ様子見して、与党の提案してきたカジノを議論するとか、議題を決めるのや野党連合であるかのような形で”丁寧に”進めたいという。
米国の5月2日、3日は日本のゴールデンウイークだが、ホワイトハウスの動きは共和党系と民主党系ではTV局により全く真逆な報道がされており、これが日本ではどう報道されるのか、固唾をのんでいた。単に非常に興味深いというだけでは、無責任かもしれないので、感じたことを述べてみたい。
最大限の圧力とは虎の威を着て虚勢を張ることではない
こうした意味の薄い議題で、延々とどこの近隣国も関心のない議題を続けることでは、拉致問題も、竹島・尖閣も、南沙軍島の威嚇も解決はしないし、そんな国のいう事に耳を傾ける情勢ではないのだ。モリ加計で1年騒いだ野党が、協力したのは、総理の足をひっぱり議会にクギ付けにしておいて、聞こえるのは「日本抜きで米中朝韓だけでものが決まることのないように」という次の選挙での自分達への非難の先きまわり予防しかない。
せめて野党にたいし、与党が3つくらいの重要な議題を選び、自党の主張を述べて立法府の役に立つ存在を示すことが最初であろう。
司法府のやるべき許認可が適切なプロセスで行われたか、贈賄があったか、不適当な価格で払い下げられたか、合法か違法かの判断をすることでもあるまい。
ゴミ処理費が適切に見積もれるか否かなどは、非常に専門的な内容であり、土地の地質柱状サンプルを取るなどの地味な作業も行わないのをみれば、野党が事実を究明する気などはなく、自党の存在のPRをしたいだけではないかと透けて見える。
何でも泣き寝入りを平和的解決とよび、自衛隊をもっていても、相手が弾丸を撃つまで反撃させないようなことを主張しながら、「憲法改正の議論は絶対に阻止する」などという野党代表の締めの言葉をきくと、文字どおり、責任逃れ、無責任の1言しかない。
この人たちは国民の命などは関心がない、と感じさせられた。
自分を賭けなければ何もできない
米朝会談をするかしないかで、日本にとって大した変わりはないだろう。どちらにしても、安倍総理の足を散々引っ張って成功させないのが、日本式の権力を集中させない習性だとすれば、それでいてリスクをとらず、仲良くして行こうというなら、我こそはと思う人は、米国などに引っ越して、自分を賭けるほかない。
優先順位で国防と経済しかないとすれば、リスクを取らない日本人が割と抵抗なくできることは、男性がもう少し勇気をもってポジティブに強く生きる事だと思う。そして男性主導でやれることは、子供を増やすことである。昔と違い自治体からも育児の補助金が出る時代だし、農家がただ同然でやれるなら、兼業農家で働くか、何でもよいがともかく子供を増やすことである。戦後の復興ばかり念頭にがむしゃらに働く時代は終わったのだ。
外国人との方が生活しやすいかも知れぬ国
そのために日本の女性が女権ばかり主張するモンスターになりすぎたと言えるかもしれない。ならば米国、ドイツ、仏、英、ポーランド、インド、インドネシア、台湾内の現地シンパ他の親日国の女性と結婚すればよい。日本に千人単位で英語教師が滞在しているから、日本語をまなび日本の習慣を大事にしそうな相手ならよいと思う。
その場合は最近テレビでも紹介された外国人にとっての奇癖があるという。欧米女性が日本の風習で奇異に感じる夫婦生活だけは変える必要があるようだ。
- それは夫婦が主体で子供は従という生活にすることだ。(法的にも大人が家庭の主役で、特に15歳までの子供は付属する未成人である。暴力生徒は校長が隠蔽せず、改心せねば排除する断固たる姿勢を示すべきである。)
- 子供の出産は自宅で、母親がヘルプに来るのは良いが、原則自分たち夫婦が主体で。
- つまり夫婦と子供が川の字に畳の上で寝ることはやめる。子供は別な個室をもつ。
- 子供との男女混浴もやらない事だろう。
「自分は歴史学者ではない、現在と未来に生きることを目指している」と(ビジネスマン相手だが)米人の多くと手を組んできた。50代をすぎて維新からの日本や欧米の歴史は学んだが、それで十分押し通せると分かった。実際、近隣国の方が自国民に隠したくなる史実を山ほど抱えたウソの歴史で固めているのだ。
「侍はどこへ行った?」
働き方が変わり夕食を家族でとる普通の生活ができれば、取りあえず人口が増え始め、
無理せずGDPでもリーダ国グループに入る。それを守るために、国防をしっかりできれば
日本はもう少し引き締まった国になり、世界の人々が住みたくなる国になる。
それには男がもう少し力を馬力を出してほしい。難しいことでなく、相談はしても最後は男が決める。それには各人が勇気をもち、逃げ隠れせず、リスクを取るしかない。
最近、教育界での「いじめ」職場でのセクハラ、パワハラなど、少々社会全体が委縮するような話が多い。相撲・アメフト・レスリング・ボクシングなどでのガバナンスが揺れたが、何でも見える化すると、口先でのごまかしが出来なくなる。それならば、堂々と開き直って、賭けて生きる方が良いという事になる。
インドや中東とも友好な先は増やせる
C国は不安定な国である。人口による大国意識が強いが、資源としては人材のみで、食料・水・オイルなど輸入に頼る要素も高い。国民の強く結びつく価値観は感じない。
近隣国としては脅威感は、その無茶、横暴さ、無法さなどネガティブなものが目につくが、感動するような良いことをした事例は思い出せない。
軍事面では南沙諸島などの軍島化、ギリシャ、スリランカ、オーストラリアなどでは軍港化しかねない動きもみえ、武力的いがいの統治力は未知であるからだ。97年ころの日本と同様で、中国はこれから就労人口が減り始めるから、統治の面で不安定化しないよう祈るばかりだ。
マハティール首相は訪中時に『我々は新たな植民地主義が生じる状況を望んでいない』と共同記者会見で、「インフラ建設で影響拡大をけん制し、一帯一路での200億ドル(約2兆円)の事業費や金利の高さに警告を発した」という勇気を示しておられる。(時事速報8月20日p14)C国からアセアンの選挙のネット妨害があったという。マレーシアのマハティール氏の返り咲きの動きを学ぶ時期かもしれない。戦争に1500年に1回負けても卑下するな
その中で、人口も同等で存在感はあるインドネシアやインドとどう組めるか。前者とは鉄道の路線の地層調査などで、騙されたと憤慨するこえが米国にも聞こえたが、ひも付きにせぬなら先に金をとるべきだったし、でなければ鉄道の所有権の一部を担保に入札すべきだったのだろう。日本の歴史的な友好国のイランやトルコは、米国とは余り友好的とはいえず、そこにロシアが楔をという動きも見えるときく。
米との同盟を上手に維持しながら、ロシアの助けも借りるのか、どんな取り組みで中国とのバランスを維持するかだ。広いアフリカでサバイブできそうな人材は少ないから、日本しかできない男の子には男らしさと基礎教育での武道と算術、国内を鍛えなおす時期だ。メディアにも女か男かわからぬ女ぽい男が増えすぎだ。
最近の対話;青山繁晴/三橋貴明対談動画後半「戦後日本の研究」は優れておススメだ。http://keieikagakupub.com/38NEWSD/NEWSD_y/?s=upgrade&t=v2&email= sk@saas.itaoffice.com
多神教の生き方でもこれから国際化できる
欲をいうなら、日本は多神教の国だから、他宗教を否定はしないが、仏教の教えを主とするということ。つまりは神が宇宙・地球・人類を創ったというのは、最近は事実ではない。私見を言えば、さいきんの考古学や遺伝子学によれば、人類はアフリカからでて枝分かれしてきたのであり、白人ができたのはミルクの影響だという説もあり、「サピエンス全史」の説を説明するのは妨げない。ただ人間は修行を積んで完成するから、宗教心をもち神仏の前で謙虚にという教えは尊いし、大事にするほうが納得できると主張したい。
働き方改革は、ただ残業を長くするのはやめるという事で、本ブログでも5年前最初のころから主張してきたことで、ようやく法制化して嬉しく思う。
5月19日カンヌで最優秀賞に是枝監督「万引き家族」が受賞はおめでたい。まだ見ていないが、、国として政策にする訳にはゆかぬし。(13502夢のもてる社会;仕事と生活時間の切り分け 【002】http://sksknowledgetosurvive.blogspot.jp/2013/05/002.html)
「5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人」熊谷徹もお薦めしたい。
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