2024年11月15日金曜日

241114言葉の定義を決めること;政治;行政

 


言葉の定義を決めること;政治;

行政・実行を監督し結果分析を行う

政治はゆるい人材だけだと、審判・監視装置が欠けます。現場に行き、書いた言葉と現場の行動はどう変わるか、ワールド・シリーズのバッターが、立ち位置を変えるだけで結果が変わると解説者はいう。実際に150Kmの弾がジャストミートする立ち位置は135Kmなら何センチ変わるか、気温や日陰の影響はどうか、スーパースター大谷さんは分かるのでしょうが、球技が不得意だった編者には神業です。

米財務省、対外投資規制の最終規則を発表、用語の定義を明確化(米国、中国) ニューヨーク発 20241030(フォント・着色;編者) 米国財務省は1028日、対外投資規制プログラムの最終規則を発表した。(2024年10月30日ジェトロ記事参照)。同省が同日発表した、最終規則における主要な用語の定義などは次のとおり(注1)。

〇 米国人(US person)の義務:米国人に対して、特定の取引の禁止やその他の特定の取引に関する届け出義務を課す。米国人は、米国市民または合法的永住者、米国法または米国内の管轄区域の法律に基づき設立されたあらゆる事業体(当該事業体の外国支店を含む)ならびに米国在住者を指す。

〇 知識基準:最終規則は、取引が規制対象であると米国人が「知っている」場合に適用される。規制対象となる可能性が極めて高いことを認識している、または合理的な調査を行っていればそのような情報を入手できた場合も適用対象となる。合理的な調査には、デューディリジェンスを通じて、対象取引に該当しないとの契約上の保証を得ることなどが含まれる。(若干の救済=立証がゆるい文書になっています)

〇 対象取引:規制対象となる取引には、持ち分または条件付持ち分の取得、貸し手に一定の権利を与える特定の借り入れ資金調達、条件付持ち分の転換、グリーンフィールド投資またはその他の拡張投資、合弁事業への参入、非米国人によるプール型投資ファンドにおけるLP投資などが含まれる

〇 対象となる外国人:投資先として規制対象となる外国人は、懸念国(注2)の市民または永住者(ただし、米国市民または米国永住者を除く)、懸念国の法律に基づき設立された事業体、懸念国の政府や同政府のために行動する個人のほか、これらによって直接または間接的に少なくとも50%所有されている事業体などが含まれる。

〇 例外取引:公開証券への投資、200万ドル以下のLP投資、デリバティブ、企業内取引など、米国人が少数株主保護以外の権利を享受しないことなどを条件にした一定の取引では、規制対象とならない例外を規定する。

〇 国益に基づく適用除外:米国の国益にかなう取引であることを理由に、適用除外の申請が認められる。

〇 届け出要件:米国人は、対象取引が完了してから30日以内、または、取引完了後に規制対象取引だったことを知った日から30日以内に財務省に届け出ることが義務付けられる。規制対象となる分野や罰則は、2024年10月30日記事参照。(注2)対外、投資規制プログラム上の懸念国は、中国(香港とマカオを含む)が指定されている。(赤平大寿)(米国、中国)

2024年10月12日土曜日

240815 外国人の犯罪者のダントツを放置できない

240815


 犯罪者中でダントツを放置すれば受け入れ地が劣化する

中国人とベトナム人

放置すれば相手国が犯罪国家であると言わざるをえない。過去に両国との貿易や投資には友好的に考えて日米で意見を述べてきたが、両国からの派遣者は犯罪率が異常に高いと言わざるをえない

この2国の犯罪率は在日滞在者に対する比率でも、異常な高さである。保証人をたて、また行政組織からの入国申請に添付すべき防犯保証を提出させては如何であろう。また中国などは、法に基づく明白な手続きもないようで、法人を拘留する等の国際社会では後進国を売り物にしたような手続きを作り、友好国とはみなせない行動をゆるす様子である。

経済的に一定の富裕さをもてば、行動もそれにつれて向上すると期待されたが、失望させられている。

 図表3-15 来日外国人犯罪検挙状況の推移(平成23年(2011年)~令和2年)

                     Excel形式のファイルはこちら、CSV形式のファイルはこちら

 母国の市町村の親族の保証を発行させ、戻るまで保険料を支払わせるなども検討すべきではないか。窃盗などの犯行も、日本人はやらない牧畜農家に侵入し、家畜類を盗むばかりか、勝手に殺処分し肉としてネット販売を行ったり、主にベトナム人が多いと聞きます。
グループでの商店への窃盗なども目に余るもので、従来の高齢化する社会での警察官の人数では処理できぬ状況になりつつある。

犯罪者の数に合わせ、入国者制限を設け、平穏な社会の破壊者の出国をゆるす低民度な国として、特殊国扱いとランク付けるべきであろう。外国人の就労者が、何かの理由で職が無く、やむを得ず犯罪者になる場合は、受け入れ側がその犯罪により掛かる費用を持つのはしかたが無い。だが普通の比率より多い犯罪者が発生するのはどう費用分担を期待するか。費用は相手国からも徴取できると理解度が増すから、議論してみる価値はある。理解度が上がれば、訓練したり教育する価値もあり、更に高いレベルの仕事にも雇用できる筈だ。

入国前に母国滞在中の犯罪履歴の調査は当然として、GPSの身体に埋め込み義務なども検討し、応じなければ、滞在中の監視費用の前払い、朝夕の居住地チェックほかの義務をつけるか、強制帰国を伴うものを検討すべきであろう。                   入国したあとの取り扱いは他国と差別されて当然であり、自由に放置させるわけにゆくまい。

犯罪者の多いトップ2として、共通点をあげる

1.法治国としての記載された法規がないため、事前に調べることが出来ない。                         外国人を自国民が外国で違反し逮捕されると、両国に派遣されている外国人を、任意の理由で、あるいはあとから作ったルールにより逮捕・留置される。             予期できぬ法が出現し、任意に逮捕されるため、投資にハイリスク国と位置付けるべきであろう。現在も続いているかは未調査だが、夜間に事務所に侵入し、製作図のコピーを行い、あるいは工場全体をコピーすると言われた。                     2.自国内には市民の表現の自由という近代国家の人権の基本を保障できぬ国家である。  3.共通する外国人に比較した民度の低さは、これら2国は社会主義国であることである。

(1)全般的傾向

来日外国人犯罪の検挙状況の推移は、図表3-15のとおりである。検挙件数及び検挙人員については、ともに近年はほぼ横ばいで推移してきたが、特別法犯の検挙件数・検挙人員の増加を受け、微増傾向にある。

コロナで生活に困ったためか、令和2年について刑法犯の検挙状況をみると、検挙件数・検挙人員ともに前年より増加した。検挙件数が増加した主な要因としては、中国人、韓国人等による窃盗犯が増加したことが注目されている。                   検挙人員が増加した主な要因としては、ベトナム人による窃盗犯等が増加したことが挙げられる。また、特別法犯の検挙状況をみると、検挙件数・検挙人員ともに増加し、その主な要因としては、ベトナム人による入管法違反が増加したことが挙げられている。

(2)国籍・地域別検挙状況

令和2年中の来日外国人犯罪の検挙状況を国籍・地域別にみると、図表3-16のとおりである。検挙件数・検挙人員ともに、ベトナム及び中国の2か国で全体の約6割を占めている(注)。また、刑法犯検挙件数(罪種別)をみると、侵入窃盗では中国及び韓国、万引きではベトナム、自動車盗ではスリランカが高い割合を占めている。

注:令和2年6月末現在、入管法上の在留資格をもって我が国に在留する外国人のうち、永住者、永住者の配偶者等及び特別永住者を除いた者(約179.9万人)の国籍・地域別の割合は以下のとおり。
中国28.0%、ベトナム22.7%、フィリピン8.5%、ブラジル5.3%、ネパール5.1%、韓国4.6%、インドネシア3.3%、米国2.3%、台湾2.0%、インド1.9%、その他16.3%(出入国在留管理庁作成資料を基に警察庁が集計)

図表3-16 来日外国人犯罪の国籍・地域別検挙状況(令和2年)
図表3-16 来日外国人犯罪の国籍・地域別検挙状況(令和2年)
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2024年10月4日金曜日

240930-1 日本の低迷の原因はUSのスーパー301か国内構造か

240930ー1(11/18)

 

日本の低迷は改善できる;

ジェンダ―ギャップの解決索の参考に

アファーマティブ・アクション                    女性のやる気が上がり、GDPが上がる分だけ、国民の誇りも高まる)

若い人達は知らぬ人も多いが、経済の大きな波は10年あまりで波があります。いま50代の役員職は30年前に就職したばかりでバブル・バーストで金融証券の大規模リストラをご存じのはずです。陰で、世界シェアの90%断トツから金融再編の波と重なり、10年がかりで1ケタ台に落ち込んだ半導体産業、つられて製造・技術が、韓国・台湾経由で中国に移って苦しい目にあった。「Japan as No.1」のしっぺ返しというには酷すぎた。さらに米国は2008~9年米国の株式はリーマンショック

ジェンダーギャップ(JG)とアファーマティブ・アクション(略AA)

移民が日本語を覚えるには時間もかかるので、パート女性の賃金や残業の壁を取り除き、中小企業でも使えるようにとするなら、外国人実習生も楽にしてあげ、シンプルにした方が、犯罪防止にも寄与するのではないか。賃上げ、インフレ率、為替が円安ではデフレ脱出に舵をきっていけるか本当にわかりにくい。

男女が同一労働・同一賃金が一番正しい政策となり、G7が付き合ってくれるやり方なので、外国人就労者で、英語に次いで日本語もという人材もふえて、人材不足ですからタイミングとしてもマッチしそうです。コンビニまでフロントを無人化する方向で、首都郊外にも都心からの流出もふえ、全国がバランスすれば、文化度も上がり、犯罪者も減らせるか?                                                  野生動物は「かわいい」だけでなく、人里は危険と感じさせ、猛暑を避け山に戻す工夫も要りそうです。

 女性の賃金を安く抑える男女差の維持は止めるべき

主題の問題は男女間にエンジニアの雇用人数に極端な差がある国での特殊な問題である。先進国のGDPの成長比較では後退を続ける原因なのだ。(多数の論文を纏められた高野雅典氏の資料により、編者が更に半分に要約してみた。(参考;「アファーマティブ・アクション」南川文則著)

既に20~30年前から世界に大差を付けられているのは、理系というより数学・デジタル系の情報・通信が上位10国の半分以下37位で、技術系・エンジニア数でも中位以下であることが、時間のかかる課題といえる。                                 これは高校・大学の受け容れ比率で、男女のバランスをと女性の数を削り、男性を入学させる無理をしていた教育部門、GDPでも世界の中位まで落としてきた半導体をわすれて、現在急回復中だがソフト・設計の教師がたりず、苦しむ時期が続いてきた。

日本を追い抜いたとされる韓国が、日本に付き合い最下位の2国となっている統計項目の理系のジェンダーギャップ。原因は人口減少と男性比率に違いないだろう感じる。対策には米国の前例アファーマティブ・アクションが日韓の急務なのだ

公平さが欠ける(差別の)現状の改善策として

先ずは両少数ジェンダーの雇用・昇進を40%以上とし、               ② 面接でも、面接者名・性別明記を条件とする手続きが存在し          ③ 面接官が同性であれば殆ど解決されると考えるのは、楽観すぎかも知れない。

男女同数の雇用を義務化することを早急に検討する

 目標期間内に達成するように法制化を検討する、                            b② 男女間で給与差があると、雇用部門は中途退職・転職・パート補充などで、多めに予算枠をとるため、通常は給与のたかい男性を選びがちになる。

人口が減る中でも人事の習慣は変われないから、面接と専攻条件に男女差を設け     ることを通達で禁じ、違反者には罰則儲ける事で、多くが予防・達成できる。

同一賃金を女性にも払えば(子供は託児所・学習塾の費用も払える)GDPは男女で2人分が貢献するし、スーパーのパートのレジの賃金より高い月収になり、スーパーは後進国の移民を雇えばよい。

Oct232023 : Masanori Takanoエンジニア  調査・文献調査)他を簡易化しました。対抗措置;AAに関するもの(高野雅典氏;国際的情報科学センター)     (フォント、短縮は編者)

 ジェンダーギャップ(JGと略す)の問題

JGは重要な問題;賛否両論、計算社会科学の領域で研究活動される。;参考文献は [著者名+出版年] 末尾に一覧化しています。現在は多様性とことばを変えたが、底にあるのは階層わけや差別といえるもので、やる気を出した時期もあるが、能力や効用がないと、諦めややる気の喪失になってしまう問題があり、線引きがむつかしい。

ジェンダーギャップが発生する理由

(1)ジェンダーギャップ「性別に基づく違い」。

古い家庭内の性的役割分担(男性は仕事、女性は家事・育児など)、               l   夫婦同姓制度でも女性名字変更。仕事;男性は理系、女性;文系というステレオタイプが続く。男子が育休をする時代、女史エンジニアでも使うべき。         l   類似・同様のギャップの発生;年齢や人種・民族など様々な属性の違いから。      ギャップを固定化する一つの大きな要因は「慣習」です。                          l   日本における婚姻2名の名字をどちらかと択一制度

(2)定義上は男女の取り扱いに違い

ハンディキャップ者と共通点がとして。(受け入れはトイレの仕様変更もする必要ある)、男性名字に変更が殆どである。         

   慣習や制度の固定化の結果特定属性が(意図せず)不公正に扱われ構造的差別
   [Pincus1996]

 l    夫婦同姓の例女性の働きに煩雑な手続き、キャリア形成に悪影響

   構造的差別はブログ記事「多様性尊重と包摂に関する文献調査」ご参照
   このギャップは日米の差がないが、発生し固定化する [オコナー2021]。   
   偶然の偏りが増幅され社会的に固定化されるからと言われる。

一度発生した構造的差別はマイノリティを不利にし、格差をより強固にする。   差別は無意識、合法ながら、通常の慣習で、対処が困難な問題 [Pincus1996]。   「女性エンジニアが少ない」意欲抑制(例 [PISA2018] [Wu2022] [坂田2014])。  エンジニアへのキャリアを選択障害採用面接に合格の能力獲得が難しく。    個人の能力を性別に関係なく評価」「女性エンジニアになりづらい」環境。    ジェンダーギャップと性差

l   男女差がある。(数値化できる体格や寿命ほか)。性別を理由に採用や選考、配属・昇格・昇給の判断を下すことは男女雇用機会均等法で禁じる(特別な場合を除く) [厚生労働省2023]。                    エンジニア職はデスクワークで、身体的な特徴の影響は少ないと思考。

雇用者に非合理、被雇用者には理不尽な取り扱い、不適判断となる。

l   合理性が明確でなく不透明;東京医大で女子受験者を一律減点していた事案などが挙げられます [読売新聞2021]

l   性別などの属性グループ差も個人間の分散が大きい。性別分類を欠くと、

個人の能力を直接的に評価が適切と誤る。明確に性差ある寿命例で、日本の平均寿命(2019年)男性81歳、女性87歳)と女性が長寿傾向 [佐藤2022] 90歳以上の高齢者の男性も24%存在する事実 [総務省2012]90歳以上は女性」と間違える。

l   エンジニアを含め多くの職業は特定の1つの能力のみで業務を遂行できない個々人が様々な能力・方法で複合させて「業務を遂行する能力」を形ち。求められる「業務を遂行する能力」は時代・場所で大きく変わる(インターネット関連の業界では特に)。(個々人を評価は)属性や社会的背景に基づいて適切に判断することは困難であると考えています。

一方で社会的背景・属性に起因する抑圧・機会の損失(構造的差別)は属性に基づく個々人の能力差を生み出す対策の1つがAAです。

 アファーマティブ・アクション(AAと略す)

構造的差別をなくすために、不利益を被っている属性グループに対して一時的な優遇措置をとることをAA(積極的是正措置とか肯定差別)と言う。議員や会社役員の一定割合が女性とする。                                                      前述の構造的差別は社会に(能力と資格と)根付く慣習や偏見により固定化され解消は容易でない。法的強制・ペナルティーなどの力技も必要がある。社会にある女性エンジニアへのバイアスは、その数が増えればバイアスは改善する、

トイレの数の違いも変え、差別と呼べない区分に変える工夫が求められる。

「エンジニア(または理系)は男性」の社会的なバイアスは軽減され、エンジニアを目指す女性がロールモデルを得やすく、数が増えれば開発の現場での制度・ルールや慣行が女性に快適になる。全人口の半数が女性なら、技術レベルは上がる米国との競争も変わる。(ロシアなどはこの分野は男女平等で、70年前から現場は男女が同数の女性と現地指導した技術者からは聞いた。)

アファーマティブ・アクション; 実行上の注意点

AAは男女差別に対抗する重要な手段ですが、いわば力技(ルールの強制・罰則付き)ですので副作用も生じますAAはこの国内の職人によく説明した上で、先進国に敬遠されぬよう説得する必要があります

(1)資格と能力; 個々人の能力だけで採用や昇格の判断を避け、対象でない属性グループ(いわゆる女性枠の男性)にとり不公平ではないか?の指摘です。

この問題は公平性を2つに分解することで整理ができる。                       それは個人の平等性とグループ公平性です [神嶌2019]採用場面のジェンダーギャップを上げると、{昇進, 進学, プロジェクト・サイン} 場面や {人種・民族, 学歴} ギャップなども同様。

面接にて性別を全く考慮せず、能力で選考することは個人間で公平と言えます(個人公平性)。社会に存在する女性に対する様々な顕在的・潜在的バイアスにより、女性の理系・工学系への進学や就職活動が抑制や、理工学分野を選考しやすいか面接に合格するための能力獲得が難しくないか。教授も遅れているケースが多い。

個人の能力を性別に関係なく評価し「女性がエンジニアになりづらい」ことに繋がります。個人公平性は達成できても、男女2つのグループ間での公平性(グループ公平性)。両者を同時に達成は数理構造で不可能である [神嶌2019]

社会的状況などで重視するのかを政治的判断として決める必要がある [中西2021]AAを肯定的差別(差別的状況を改善は一時的に容認する差別)とする。女性の工学を学ぶ機会を抑制していると言えます [Wu2022]

AAは構造的差別が根付いている現代社会において必要な措置です。だが個々のケースでは不利益を被る人も出る可能性もあり、注意して運用の必要がある。

問題は、優遇措置を受けた個人に対する周囲のネガティブな反応や当人の居心地    の悪さです。女性枠のAAは「女性」などの大雑把な区分で、その意義・メリット   ともに不整合やデメリットもあります。

(2)公平性の問題

メリットを享受できる人にも差がある点;例えば、米国での女性のAAは高学歴  ・白人女性が対象となり、黒人女性には恩恵が弱く黒人支援では男性は恩恵を受      けやすく女性は難しい [清水2021]

AA対象になる際の居心地のわるさ」デメリット・不整合に起因する。      従いAAの運用は理由(構造的差別対策)や透明性、限界(万能ではない)、一時的な措置であることを社会・組織に広く周知・理解してもらうことが、居心地の悪さの改善にも繋がると考えられます。                                  米国の有名な裁判事例;(日本でも特別裁判所を設ける参考になりましょう)                              バッキ裁判;                                白人;青い目・白い肌(ノルウエー人)ベトナム戦従軍、ミネソタ大卒、NASAエンジニア、人種クオータ制は逆差別と訴訟、カラーブラインド対カラーコンシャスなどで有名、大きく多岐な事例でこれから30年位はAAの普及が必要でしょう。                                      逆差別・差別是正措置;                              「多様性」という肯定的価値・差別対策;ハーバード大は、異人種は多様性の価値で置き換えられ、差別が減少し全米拡散。                      ウエーバー判決;                                                                                      AAは機会の平等を実現するまでの一時的措置であるべきと位置付けた。白か黒かでない判決として有名。                             「反優遇」の住民運動;加州提案209号住民投票で是非を問う、AAを逆差別とし、カラーブラインドであるべきとした。                                   その後、提案209は民・公ともAA賛成多数で、賛成だが優遇反対と言えそうである。(編者私見;困った人に年に数回寄付をするのはやぶさかでないが、「追い抜かれるのは嫌だ」という共和党員も賛成だというのが平均の声であろうか。)

女性の給与が男性と一律でない商店や工場は、ギャップ分を課税しますという条例があればかなりGDPが上がるから、後で税から”支援金”として会社に戻しても、女性のやる気が上がり、GDPが上がる分だけ、国民の誇りも高まると編者は考えます。

 参考文献

Masanori Takano高野雅典学際的情報科学センター所属。2011年にフロントエンドエ

ンジニアとして中途入社。その後、データマイニングエンジニアとして自社プロダクトのデータ分析と計算社会科学の研究に従事。計算社会科学・複雑系・進化心理学・進化ゲーム・統計モデリングなどに興味。https://sites.google.co


2024年8月24日土曜日

(番外;合法な寄付の集め方)「ハリス・ウォルツのキャンペーンを支援する寄付を!」(米国での寄付の集め方は参考になる)

 (番外;USA 合法な寄付の集め方)

 (寄付者名他;編者削除)米国在住者で永住権者は選挙権があり両党に       小額寄付していました。

ハリス・ウォルツのキャンペーンを支援するために寄付をしましょう!(米国での寄付ルールは参考になる)

私たち全員が、投票箱で勝利し、自由を守り、アメリカの約束を果たすために団結しなければなりません。今すぐ25ドル以上を寄付してください。

25ドルの寄付を完了します。


選挙資金法により、当社は雇用を含む寄付者情報を収集することが義務付けられています。自営業の場合は、雇用主として自分の名前を入力してください。

貢献度ルール (フォント・着色編者)

  1. 私は米国市民または合法的に認められた永住者(つまり、グリーンカード保有者)です。
  2. この寄付は私自身の資金から行われており、この寄付を行う目的で他の個人や団体から資金が提供されていません。
  3. 私は少なくとも18歳です。
  4. 私は連邦政府の請負業者ではありません。
  5. 私は、企業やビジネスのクレジットカード、または他の人に発行されたカードではなく、自分自身の個人的なクレジットカードでこの寄付を行っています。
Harris For Presidentへの寄付は、連邦所得税の慈善寄付として控除できません。このキャンペーンは、企業またはそのPAC、労働組合、連邦政府の請負業者、国立銀行、連邦ロビイストとして登録された者、または外国代理人登録法に基づいて登録された者、化石燃料企業(すなわち、石油、ガス、石炭の採掘、加工、流通、販売を主な事業とする企業)のSEC指名の幹部からの寄付を受け付けていません。または外国人。連邦法を遵守するために、私たちは、選挙ごとに寄付が200ドルを超える個人の氏名、郵送先住所、職業、および雇用主の名前を取得、維持、提出するために最善の努力を払う必要があります。あなたの寄付を提出することにより、あなたはあなたの寄付が2024年の総選挙に指定されることに同意します。 携帯電話番号を提供することにより、Harris for Presidentから自動テキストメッセージを定期的に受信することに同意したことになります。メッセージとデータ料金が適用される場合があります。テキスト:情報:HELP、テキスト:STOP:オプトアウトします。購入の必要はありません。プライバシーポリシー。

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2024年8月1日木曜日

240801-加筆(8月4日) 韓国では「少子化 韓国「崩壊し再生を」女性差別125位を改善しないとGDPも低迷する

 

240801-加筆

韓国では「少子化 韓国「崩壊し再生を」            李仁実・韓半島未来人口研究員院長(日経2面上段)

ジェンダーギャップで崩壊をさせて再生しようと韓国の女性                管理職がいう時、日本は大丈夫と言えるかどうか。                    日本も女性差別125位を改善しないとGDPも低迷のまま?

いま理工学部にゆく女子が増えているらしいが、スウェーデン、米国など先進国のトップ層では40%を超える女性が働いていて、日本は平均が12%+、大企業では10%+、中小が10~30%なのはナゼか?                             男女平等は法治の基本で憲法上の権利で、放置すると仕事が回ってこないのです。女性をアシスタントにして、安い給与で働かせる国、後進国とみなされる。アメリカで働いたらわかります。今のところ自動車産業だけは元気が良いと安心していると、自動車でもアラさがしが始まったようで、色々な基準違反が摘発され始めています。

それは差別を放置し法治を放置しているから

ここでいう法治とは「できるように努力する」、民主主義の悪用で、やりたくない事を、やりたくない人に改善計画を任せていると、進まない。               「女性はイイネ」「給料差は残業できる人が頑張るから」          「残業すると婚期を逃すよ」日韓の女性はこうした(やりたくない)理由を聞き過ぎるからです。女性が差別され、子供を増やさないのも、仕事で頑張らないのも日韓の共通ではないかという意見が聞こえます。インドの場合は、制度に乗って高い位置から命令すればよいという考えもあるとか。少し、そのあたりの議論が正確か、調べてみましょう。     地位を引き揚げたら、女性の方が勉強しているから、男性が負けるというのですが。

差別国の汚名を脱し、先進国でビリの女性管理職を脱するのは簡単です。    罰則をつけて、「20%、次は30%管理職、取締役がいない会社、行政機関には30%までは追加税率5%、次年度は40%までに10%課税します。あるいはインセンティブで5%の差別解消支援金を払います」という法律を通せば1~2年で変わるでしょう。

上司もいる事だし気を使い、5種・10種とグループ分けして、調査をして、どれが有効かを調べる機関を作って時間を遅らせるのが常套手段と分っています。理系の方がやり易いのは、すべて統計や数値計算ですから。年功序列も殆どなし、法治・ルールで考え進める。

たまたま土曜朝の「新プロジェクトX」で40年まえの1980年まで、日本は女子サッカーは許可されていなかったと知った。それが81年に解禁されたのは、澤選手を始めとする本田選手ほかが強く望み、急速に女子サッカーが全国に広がった。それから30年たち2011年女子「なでしこジャパン」はワールドカップで優勝した。30年で追いつきすごい事だと感激した。

 日本は国際的には今でも差別国のトップクラスですが、唯一の先進国で最大の差別国の烙印を押されてきています。海外駐在で本社に訴えても理解されない。理由は国の代表者として議論の余地のない選挙で選ばれた議員に占める女性数によるのです。なぜなら立法府で、男女は定員数の目標を提出し10%以下の差までに変更すると法文に書かないからです。        だいたい、目標が無く、罰則も無い議員立法などは、議員さんが再選してもらう延命処置でしょう。先延ばしにしてきた「憲法を改正して、「9条2項」をとか聞こえる。「防衛省の存在を憲法に明記するため」これもその一種でしょう。内部で十分な議論したとお聞こえないし、個人の意見をまわりに相談もしておらず、こんな手抜きの多いヤワな人は、米国ではいきのこれるのだろうか。大統領選でのどう猛な野獣たちには、一撃でおわりそう。                             (急に女性議員で、秘書役を雇わず給与だけ詐取・横領の事件が新聞に現れ騒がれている。女性じゃダメだろうと云わせる、時間稼ぎのメディアの忖度かも知れませんが。)


 この新しい資料によると、変わらず遅れているのは政治で、内閣府、立法と行政だと分かります。用語の定義づけ、手順、改定要領とか、政治家が勝手なアバウト言葉でやろうとすることを、どうすれば説明しやすく、合意や拒否、改正などのプロセス化するか。産業界などは業種ごとに変わるでしょうし、IT、AI、データ処理などで時間が掛りすぎなのです。 議員立法した結果の実行を測定する方が大切だということかも知れません。森加計問題(払下げ)・裏金問題(税の使途不明)など議員と金の問題が多すぎると感じます。

ジェンダー・ギャップ指数(GGI)で121位;中米のニカラグア、アフリカのルワンダより遥か下?。日本に根強く残るジェンダー問題とは 解消に向けた取り組み事例も紹介 | ELEMINIST(エレミニスト)、経済115位、教育でも91位。これは、少し複雑なので別にまとめてみたいと思います。

人口減少を逆転するには女性差別をなくす他ない

人口が最大の問題で、日本と韓国は、国が維持できなくなる可能性が議論されています。「将来に不安が無くなれば子供を増やす」という意見が世界の声である。収入の不安が減れば出産するというのに、管理者数の男女差を10%以下に抑えよという罰則付きの法律をつくらねば、国民は生まず、結果従業員がいないから、海外に企業は移動してしまう

今に始まった話ではなく、すこし古いが70年ころの例を申しますと、日本の家電製品を中心に輸出で経済が回り始めた頃です。産業機械の米国でのビジネスは自分で作る覚悟で、米国に赴任してシカゴに着き、あちらの仕事の仕方をしらべ、最初に雇った30前後の女性社員から半年たったころに仕事の後で、質問がありますと言われ驚いたのです。                                     「仕事が理解でき、新人の指導も自信があります」                      「地位別の職務範囲と平均給与を教えて下さい」                    「日系企業は働きやすいが、職務範囲がハッキリしないと米人たちは皆言います」     「日本語を学んでも良いが、インセンチブはありますか」自分も会社も大慌てです。    終身雇用ではないが気に入って長く働いたユダヤ系の高齢女性もおり、日本からの派遣社員は3~5年で入れ替わり、会社のポリシーだったとは言えない状態。なるほど教育は投資=リターンがあるべきという契約と投資の国だと実感し、経済学の実体を体験したくなります。

貿易を知らない国でまず輸出入の仕事の定義、手順をきめて、マニュアルを作りました。今のようなコンピュータはないので、上手くいかないものは改1,改2と訂正。                 

1970年ころの米国に消費者・製造メーカビジネスの中心地のシカゴでの話です。     従業員の差別で苦情があり、検査員が乗り込んでくるというニュースがありました。会社は法を遵守しどこが母国であれ、同じ手順でオハイオ、ケンタッキー、テネシー、テキサスとメーカもサービス会社にも広がっていたのです。シカゴの商社Aで立ち入り検査があり、管理職の引き出しに日本からの手土産の週刊誌が見つかり、女性の問題写真(今ではヌードと言われない)がグラビアにあり、最大の新聞の1面に上段にとり上げられたのです。何が「ジャパン・アズNo.1」だというご立腹もあったかと感じました。これは米国の法治度を外国企業を通じて知らしめる手法だったのかとも感じました。                    

ただではアジアNo.1の法治国にはなれません

今では日本にもいえますが、逆にアジアのベトナム、インドなどからの就労者に英語で仕事をしてもらうか、日本語での移住者を増やす覚悟で言葉から教え長期に働いてもらうかが、国の存続にも影響する時代です。今の日本の教育でそこまで教えているかは確認しておりませんが、海外で先進国にも通用する法律であり、それを執行し、自国民にも守らせるポリシーでないと、アジアの若者があこがれる国にはなれないかも知れません。

議員の女性数を増やし、40%を越えたら、皆さん産休を取ってもらう。自治体でも外国人の居心地のよい教育、就労の環境整備が競争となるのです。中国などはガンガン安値で世界に売りまくれとばかりの大手メーカ的ポリシーだけで出てきます。           米国の例をのべれば過剰生産=安値販売など自国が総ての中心のつもりで進出し、逆に相手国の米国の自由貿易が、一定の理念とルールに基づくものだとわかる。思想の自由、差別は違法、ダンピング法などで、国内が持たないと気づいて、慌ててブレーキを踏み始めているようで、日本が辿ったように、これからも苦労させるのが一番でしょう。

少子化韓国「崩壊し再生を」8月4日という記事に驚いた。                                       日本経済新聞2面トップ;李仁実・韓半島未来人口研院長                                    いわく、「少子化問題を5年以内に解決しなければ、                               地球上から消える最初の国になる。(略)                                          「女性が働くことは(略)家事育児を任せる誰かがいて                         成り立つ働き方は今の若い人には無理な要求。」                                    「政策の失敗もある。韓国は1983年に人口を維持できる                         水準の2.1を下回った後も、子供は1人いれば大丈夫                       というメッセージを出していた。」                               分断国家の韓国は18歳以上の男性は徴兵する。」(略)                          「自国は自国で守るという世界のパラダイムの中で、                          『子を産まないなら女性にも徴兵制度を』という議論は                           早晩でてくるだろう。(略)                                               「北欧の政策をなぞるだけでなく、構造的なアプローチ                                をする政策が必要」政策は4つある;略して記述                               1.長期雇用を約束する。                                            2.子育てに必要な広い住宅を提供する。                                   3.労働市場の大と中小の2重構造を変え、大を増やし                   性別・学歴・賃金格差を無くす(能力・職種は別らしい)。                                                             4.性別役割分担を変え、父親の育児休業の推進、移民、                                                                                                                                高度人材の受け入れだ。                                  (韓国はこのままでは2055年に年金が枯渇する。定年を                              60歳とする概念も変えるべき。2100年に8千万人という                   日本の目標をつくる方式も取り入れうる。)



                          




2024年7月7日日曜日

 (国土防衛は本ブログの番外です)日本は自国の防衛のため日米以外にも同盟国をつくり防衛に注力を

 (番外;緊急・ハイリスクの予防のために)

  「中国、日本の大陸棚にブイ」7月5日読売新聞1面                                先月設置 太平洋では異例

 中国に日本の大陸棚にブイを設置するという読売新聞の24年7月5日              1面トップの記事には驚かされた。

「日本最南端・沖ノ鳥島(東京都)北方に位置する日本の大陸棚・四国海盆海域に先月、中國公船浮標(ブイ)を設置したことがわかった。中国によるブイ設置をめぐっては昨年7月、大型作業船「向陽紅22」が、尖閣諸島の魚釣島から北西約80キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内に、直径約10メートルの海洋調査ブイを無断で設置したこともある(略)

政府は日中首脳会談や外相会議などで即時撤去を求めてきたものの、中国は応じていない。(略)昨年7月のブイよりも小型で、近くを航行する船から夜間もみえる発光器がついている。(略)                                                                                                    四国海盆海域はEEZに囲まれ、広さは国土面積(37.8万平方キロ)のやく5割に相当。付近に島がないためEEZの域外になるが、国連の大陸限界委員会は2012年、沖ノ鳥島を基点とする日本の大陸棚として新たに認めた。国連海洋法条約により、日本はこの海域での海底での探査や資源開発について、主権的権利を行使できる。」

いかに自国の領海や排他的経済水域を守るかであるが、中国が発光ブイを設置したからと言って何等の権利が生じる訳ではないが、ここにレアメタルなどの資源があると確認するため船舶を送り込んできた場合は、同海域での排他性を無視した略奪の意図があるとみなすことができ、日本はEEZ国として侵入者を排除するという法律を法制化しておく方が、排除まえにあいてを抑止する行動がとりやすいといえる。現状だと資源があるとメディアが騒いで教え、侵入を招いていると相手はいわざるをえないだろう。                 (実行するかは別として、弱者の戦法をとるならまだしも、いい加減なリーダで先進国の秘密保持を日本の指導官がやぶり、本人は退職するのをゆるし、保守義務の面で韓国には教えても日本には伏せて置けという指令になるのか。米国の大統領がかわれば、罰則の欠如を騒いでみせるか、米国の利益になる方法はなにかと考える大統領に変わりうるのだ。

特定秘密 無資格が常態化(資格の無い隊員に取り扱わさせる;これによって、周辺国に有料で流すなどもありえる)海上幕僚長が責任を取り辞任した(形をとった)7月7日日経紙1面1段。セキュリティー部門の管轄であろうが、法的にしっかりした監視制度が無いと、取り締まる側が「平時か非常時か」で一段上のパワーを必要とするだろう。         防衛省によると情報の漏洩は確認されていないそうだが。誰といつ会ったかを調べる、憲兵隊に変わる組織を必要としていないか。警務官と名前をかえたグループや担当者を作っても、同じ組織では、緊張感ある監視任務はできないとおもうのだが。

「安保の最前線 ずさん」3ページトップは朝日では7月6日付け;           10隻以上の護衛艦で確認「適正評価をクリアした者のみが特定秘密           を扱うとする特定機密保護をめぐり、海上自衛隊の10隻以上の護衛           艦で、ずさんな運用が常態化していたという。                    「漏洩の防止」をすべき情報が、下士官から上官に漏洩されるとか、              人事の指揮との関係も難しくしていた

人材も労力も足りない現状の改善策

太平洋での開戦を予防するには、すでに様々な知恵が提示されているので、参考までに以下に添付したい。EEZへの闖入者の排除。

すでにTPPなどの複数国の協力合意があるが、南西諸島をふくむ東南アジア・太平洋からインド洋の地域でも、他国の侵入を予防するための共同防衛機構が構築されることが望ましい。すでにフィリピンなどは自国の島嶼周辺での紛争が、国際裁判所でも同国の勝訴の判決を受けにも拘らず、それを「ゴミだ」と否定され遵守どころか圧力水で襲われる結果となっている。                                     これを横目で見ながら、数千年の偉大な歴史といわれても、黙ってこらえ輸出品を買ってくれればよいとすれば、こちらも法治国家と自賛する1流国とは言えまい。                       堤未果氏の「今だけ、お金だけ、自分だけ」遺伝子組みかえ品の最大輸入国の1つになり下がったのだ。得たものは米中の狭間で肉食をみにつけ、とんかつ油での食生活からだろうが、ガン患者もふえてリーダー国の仲間入りはできた。しかし海外にあずけて運用し、金利でのインフレ調整もはなれ、70年代までの急成長やVTR・スマホ携帯にカメラなど、モノ造りは騙されたのか、隣国に持って行かれたお人好し、昭和族の我々は何を間違えたのか。                                 

海上での法治を無視・軽視する国の船舶や浮遊体は、除去されて良いはずだ。黙って泳いで逃げる者は、救助するのはやぶさかではないと、黙って船が消えるのを待つか。     (とはいうモノのの、ミサイルの回収のための特殊契約で簡単には立ち入らせない米国の機密基地にも入る経験をして、この機密に厳しい制度と責任下で、憲法9条の改正もごまかし、ジッとガマンで仕事をして来た人たちには、深い敬意を秘めている。

いうべきことも云わず、ただ仲よくではなく、忍耐と訓練はしても、日本に働く人たちは、皆が協力して生きのびる、そんな国にできないか。それを指令するがわに、あいまいさ、検査手抜きのいい加減さを禁じ、やるべきことはやる集団が競い合う。そんな気持ちで余計なことを書いております。)

ウクライナの自己防衛に学ぶ

大国の侵略にあえぎながら、21年から3年も持ちこたえ、世界の先進国に自国の立場を説明し続け、あらゆる支援をとりつけてきた。協力国からの砲弾他がおくれて、間に合わぬ時期もあったと何回か識者の意見として報じられた。黒海内では当時最大の覇権国になりつつあったロシアの軍艦を沈め、陸軍もなんとか対等に近い結果を勝ち得て来た国のやり方は、学ぶものが大きい。万一、味方の総司令官が認知症であるばあいは、どうするか。いま蔭で騒いでいる声が漏れ聞こえてくる。                                 (このU国のミサイル誘導技術は、安価かつ極秘である条件で、日本もEEZ内の特定はんいでは、侵入艦を沈下させる能力があるなら特殊訓練を伝授されてはと思う。TPPあるいは特定国との合意の協定国の連合隊をつくる事を検討されると良い。スペースXの衛星システムは数百億円と安くないなら、短期で広域の洋上防空システムは対象物;ブイ他人工構築物・移動体で攻撃的な武器をもつ物体の除去には使えるか分らないが。とにかく若い海兵隊のような機動力で除去できれば、守りたくてもムリガある筈だ。)

自国の自衛軍を鍛え直そう

日米はこの数年間で何度となく共同演習を実行してきたが、現政権の平和主義の政策でだろうが、憲法9条のお陰で、何もできない立場をえらび、北東の4島を実効支配され、戦略核での反撃の準備もせずに今日に至っている。実際はロシアの戦略核の不使用は、ウクライナが戦略核兵器を持たないゆえではないと気づかされた単にロシア側の発射する兵器に届く大砲を持たないからだと。                               持たないがゆえに、周辺の同盟国がゆずってくれず、しかも自国の危険が無さそうな状況と感じた時に、要求する兵器の供給は3カ月・半年遅れでしか入手できず犠牲を増やして来ているのだと。それでもNATO加盟国が背後にいて、ロシアには勝てると、ロシア側は知っているのだ。

自国の軍隊を臨戦態勢にできる準備と緊張感が欠かせない

  • 「海自特定秘密 不正常態化」海幕長辞任へ;7月7日 読売1面トップ
  • 「日米防衛協力 前提揺らぐ」特定秘密 相互信頼の元共友;同上日付 日本経済誌
  • 他にもヘリの衝突事故は4月20日深夜、その前は別の事故が発生している

自衛軍は緊張感に欠け、これが無いから、武器を買う側の責任者が、違法な裏金作りをする議員と同様な、責任感に欠けるかける行為が暴露されている。これはすでに大きく報道されたので、ロシア軍の弱点である黒海での海上ドローンにより、主要な大型戦艦を失ったかのネットでの入手される報道について、纏める必要があろう。日本も無人ドローンでの防衛体制があれば、国民もそのニーズを確信できれば、予算を準備してくれるかも知れない。

戦艦を新型を製造する費用は数百億円になろうが、日本は大型戦艦はそれほどの台数は必要ないかも知れない。なぜなら、日本の海軍は中国やロシアには負けたことはない技術レベルはもつと記憶するからだ。素晴らしい記事に行き着いたので紹介させて頂く;      メルマガの感想はこちらイーロン・マスクの【 超軍事革命 】 ウクライナ、もう一つの軍事革命は、あのイーロン・マスクが深く関係しています。 元陸将・渡部悦和先生の最新刊『宇宙安全保障』詳細はhttps://amzn.to/4cjRyoj 参照。部分引用させて頂く。 

二〇二二年一〇月二九日、                                   ウクライナ軍はロシア海軍黒海艦隊に対し、海戦史上、軍事革命ともいうべき、画期的な攻撃を行った。ロシア国防省の発表によれば、ウクライナの八機の無人航空機(UAV)と七隻の自爆型無人水上ビーグル(USV)がセヴァストポリ港停泊中の黒海艦隊艦艇に対して、空と海から同時攻撃を行ったとのことである。〉(p202

太平洋の洋上と東シナ海の和平のために

1.221029日ウクライナ軍はロシア海軍黒海艦隊に対し、海戦史上、軍事革命ともいうべき、画期的な攻撃を行った。ロシア国防省の発表によれば、                       l   八機の無人航空機(UAV)と                                    l   七隻の自爆型無人水上ビークル(USV)                            セヴァストポリ港停泊中の黒海艦隊艦艇                              空と海から同時攻撃を行ったと〉(p202

〈この攻撃でウクライナ軍が破壊したロシア艦艇は、セヴァストポリ停泊中の黒海艦隊の新旗艦「アドミラル・マカロフ」および海艇「イヴァン・ゴルベッツ」を含む三隻であることが軍の発表から明らかになっている。〉(p214)                           この攻撃は20221029日に行われ、ウクライナ軍はドローン、水上ドローン抗撃により、ロシア黒海艦隊に甚大な被害をもたらした。そして、ロシア黒海艦隊は、クリミア半島のセヴァストポリから撤退したとの情報も出ています。

『乗りものニュース』2024426日付。〈イギリス国防省は2024418日、ロシア黒海艦隊がクリミア半島のセヴァストポリからさらに東のノヴォロシースクまで艦隊を撤退させ、地で防衛強化を図っていると発表しました。

同省は、ノヴォロシースク港の衛星写真を公開し、黒海艦隊が「船舶と潜水艦の大部分をセヴァストポリからさらに東のノヴォロシースクまで撤退させた」と指摘しています。〉
安価で小さな水上ドローンが、巨大な戦艦を沈める。
まさに「軍事革命」と呼べるでしょう。
イーロン・マスクの「超軍事革命」はウクライナ、もう一つの軍事革命は、イーロン・マスクが深く関係しています。元陸将・渡部悦和先生の最新刊『宇宙安全保障』https://amzn.to/4cjRyojでイーロン・マスクを引用します。電気自動車のテスラ、宇宙開発のスペースXが特に有名です。ツイッターを買収し、「X」にかえてしまいました。彼は「超軍事革命」を起こしたのでしょうか?
「スペースX」を通してです。イーロン・マスクは2002年、人類を火星に送ることを目指し、「スペースX」を設立しました。そしてスペースX社の一事業として2014年からはじまったのが、衛星インターネット・サービス「スターリンク」です。このスターリンクが、ウクライナで「超軍事革命」を起こしたのです。

スターリンクがウクライナに導入されたのは、2022224にロシア軍がウクライナ侵略を開始した数日後でした。ロシア軍は侵略開始直後にサイバー攻撃を行い、ウクライナ国内のインターネットを使えなくしたのです。                                  ウクライナは、「インターネットなしでロシア軍と戦わなければならない」という最悪の事態に陥りました。この緊急事態にウクライナ政府は、イーロン・マスクに助けを求めます。

フェドロフ副首相がイーロン・マスクにメールを送った数時間後、スターリンクがウクライナで起動しました。マスクは、ウクライナ最大の危機を救ったのです。〈マスクはメール受信から数時間後にフェドロフに「スターリンクがウクライナで起動した」と伝えた。            

その数日後、大量のスターリンクの端末がウクライナに無償で到着し、ウクライナのインターネット網が復活したのだ。この端末は、森、野原、村、そして軍用車両などあらゆる場所に設置され、
ウクライナ軍の指揮、統制、通信、情報活動を支え、ロシア軍に対抗できるようになった。〉(p6061
そして、フェドロフ副首相は、イーロン・マスクが起こした「軍事革命」について語っています。〈スターリンクのお陰で、司令官、ドローンのパイロット、砲兵部隊がオンラインでチャットしながらドローン映像を共有することができるようになった。
目標を発見してから攻撃するまでの時間は、それまで20分近くかかっていたのが1分程度に短縮されたという。フェドロフは、「スターリンクが救った人命は数千にのぼる。これは我々の成功にとって不可欠な切り札である」とその重要性を強調している。〉(p61)スターリンクのおかげで、目標を発見してから攻撃するまでの時間が、「20分の1」になった。これは、まさに「革命」といえるでしょう。
イーロン・マスクの問題1
ウクライナを救ったイーロン・マスクにも問題があるようです。
〈例えば、20229月、ナンシー・ペロシ下院議長(当時)らが出席したコロラド州アスペンでの世界とビジネスに関する私的イベントで、マスクはロシアがウクライナの土地を併合することを許する和平プランを提案した。この提案は多くの出席者を激怒させた。〉(p63
 このことは、イーロン・マスクが、「プーチンよりの和平観をもっている」ことを示しています。さらに、彼は、当初無償で提供していたスターリンクのサービス料を要求するようになってきました。まあこれは、経営者として当然と言えるかもしれません。
しかし、ウクライナは払うことができないので、マスクはアメリカ国防総省に支払いを求めたのです。その額、1年間で4億ドル(約580億円)。
繰り返しになりますが、経営者としてサービス料金を要求するのは当然なのでしょう。
イーロン・マスクの問題2
イーロン・マスクの問題2は、中国と関係しています。なぜ彼と中国の関係が問題なのでしょうか?ウクライナは、スターリンクに大いに助けられています。そうであるなら、台湾有事の際、台湾がスターリンクを使えば、中国軍と効果的に戦うことができるのではないでしょうか?    台湾はスターリンクの導入に消極的なのです。なぜ?〈台湾はスターリンクの導入に消極的か。
なぜなら、台湾はマスクと中国との密接な関係を懸念して、スターリンクを利用することを不適切だと思っているからだ。
テスラの新車の50パーセントが上海で製造されていると推定されるため、北京がスターリンクのサービスを停止するように圧力をかけた場合、マスクは台湾へのスターリンク提供を認めないだろうと台湾政府は判断している。〉(p7273
 ウクライナ戦争におけるマスクの動きを見ると、台湾の判断は正しいのでしょう。というわけで、今回は、イーロン・マスクが起こした「超軍事革命」と問題点についてでした。
台湾が対中国でスターリンクを使えないというのは、重要問題ですね。
ところで今回の「ネタ元」『宇宙安全保障』詳細はhttps://amzn.to/4cjRyoj元陸将、元陸上自衛隊東部方面総監・渡部先生の本はさすがです。イーロン・マスクネタのほかに、

・アメリカの宇宙安全保障政策
・中国の宇宙安全保障政策
・ロシアの宇宙安全保障政策
・日本の宇宙安全保障政策
について、とてもわかりやすく、細かく記されています。これからの世界を知るのに必須の内容になっていますので、迷うことなくご一読ください。
『宇宙安全保障』https://amzn.to/4cjRyoj メルマガの感想はこちら

国際関係アナリスト;北野 幸伯「卒業生の半分は外交官、半分はKGBに」と言われたエリート大学:ロシア外務省付属モスクワ国際関係大学を日本人として初めて卒業。北野 幸伯先生について、もっと知りたい方は、こちらの紹介ビデオをご覧ください。パワーゲーム・活動のビジョンhttps://youtu.be/Us60-HunT9c
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