人と人工頭脳は日本人の苦手なところ見落としがちだった平時・戦時の切り替えや、事実・ウソとの境界・グレー部分を補完してくれると指摘し、それらについての試行錯誤について述べた。
ここでは、日本人の得意とする部分、マンガ・アニメなど理屈抜きに言葉を画像や映像にかえる分野の発展、あるいはモノに機能をもたせ動くモノ・サービスにかえる分野などに触れたい。
ここから先は、コンテンツ、ディジタル文字から映像・写真などへ、実物からバーチュアルの世界への加工や変換の時代が進化している。
言葉を画像・映像にする分野(画像ー文字ー理解ー行動)
アニメや動画などの世界や音響・映像にかえる部分は、「鉄腕アトム」を読んだ時代から、先進国の社会や家庭を示しながらアトムがスーパーマンのように空を飛ぶ。その生活のなかの機器を家電製品、テレビ、自動車など未来のモノ造りの道を拓いてくれた。
今や映像・画像には報道にインターネット情報がつながり、双方向での通信端末になり、遠隔操作機器(リモコン)にもなっている。
これらの機器の殆どすべてに日本メーカーが参入し、技術を高め世界のリーダーの一翼をになってきた。
(残念だが、最近はドローンや3Dプリンターでは数年は遅れているが、産業組織の細分化で、その枠の外にあったのではないか。(ドローンは玩具から、輸送機器、飛行体、武器としても上空侵害などの領域にも属する。3Dプリンターは米国では削り加工ではなく、付加加工として進化したが、欧州では粉末焼成で進歩し、なによりディジタル設計と直結している。)
法律用語にかぎらないが、公式な表現は文書で行ってきたが、これからはそれ以外では概念・映像を多用することになるだろう。 (本文はインターン藺牟田杏さんに助力いただいた。)
ハッカー対策では文字としての鍵の技術と平行して、コンテンツの中の、重要な部分が記号や画像との組み合わせ表現になるような気がする。
上の画像はエジプトのヒエログラフという象形文字で、(漢字もその1種だろうが)これは現在のパソコンでは文字として認識しないから、これを文字に変えるにはその意味を文字化するしかない。意味が分からなければ認識しないから読めない、暗号ともいえる。
つまり、絵本で見て文字を覚えるのは、脳をつかって映像をみて意味化=文字化するプロセスをしている。だから見たということと読んだということとは違うと言えるのだ。
そろばん、卓球、武道(剣道)の名人は目から手に(視覚ー動作)
子供は見ただけで読まずに反射的に手を動かすゲームで遊んでいる。多くのスポーツでも少し慣れれば考えなくても体が動く。これは視覚からの信号が脳内の思考の部分を通らずに、筋肉に動くように指令しているに違いないだろう。
文字のときの読んで状況や意味を理解するというプロセスを、ゲームで遊ぶ子はバイパスしているから読書時間(文字を意味に変換する作業)を奪っていると言えるのだろう。目から手を動かす動作に変える作業をしているといえる。
要するにセンサーで見たり聞いたり5感で感じたものを、読まずに行動すると、考える時間が要らなくなるから、神業のような武道の名人の域に達するのであろう。
私見だが、趣味として何かのスポーツに打ち込んだ人は幸いだが、ゲームにはまると読書が嫌いになるのは漢字などを読まずに画像で想像して済ませてしまうからだと思う。
1300年以上続く宮大工のほかにも、工作機の神様、溶接の神様、球体磨きの神様ほか、日本には神様クラスの職人さんが多い。ただ1人前になるのに20年以上というのではやはり長すぎるし、そこに達する前だと安い時間給というのでも困る。 米国では溶接工のユニオン(組合)が短大と組んで、10過程を終わるとランクのトップになり、年俸で10万ドル(1100万円)を越えるが、それでも技工がイリノイ州だけで1万人足りないという。
やはり中間給でぶつかれない自走機や、干渉をさけるソフトを考えられる人が欲しいのだ。
プログラマーだけでなく、職人技を自動加工するだけでなく、自分で学習して人の知能の上に行くディープラーニングを行ったAIを造れ増やせる人材が求められる。その知恵は大企業だけでなく、中小企業でも、友好国とも分け合える必要がある。
正直で海千山千なソフト・人材は可能か
すでに韓国の碁の世界1という人がアルファ碁というAIに1勝4敗で負けた。 ゲームの世界でもチャンピオンがいて彼は『人間は嘘と張ったりでゲームソフトを騙せるから勝てる』と言っている。ソフトもディープラーニングすれば勝つのは難しいはずだが。
外交もウソやハッタリの世界とするなら、国民のけん制やなだめ役のほかに、政治的な人にも役立つ別なディープラーニングが必要で、こういうチャンピオンや騙しやハッタリのプロに勝てる海千山千なディープラーナーを育成して国の備えにも使って欲しい。
ハッカー対策では文字としての鍵の技術と平行して、コンテンツの中の、重要な部分が記号や画像との組み合わせ表現になるような気がする。
上の画像はエジプトのヒエログラフという象形文字で、(漢字もその1種だろうが)これは現在のパソコンでは文字として認識しないから、これを文字に変えるにはその意味を文字化するしかない。意味が分からなければ認識しないから読めない、暗号ともいえる。
つまり、絵本で見て文字を覚えるのは、脳をつかって映像をみて意味化=文字化するプロセスをしている。だから見たということと読んだということとは違うと言えるのだ。
そろばん、卓球、武道(剣道)の名人は目から手に(視覚ー動作)
子供は見ただけで読まずに反射的に手を動かすゲームで遊んでいる。多くのスポーツでも少し慣れれば考えなくても体が動く。これは視覚からの信号が脳内の思考の部分を通らずに、筋肉に動くように指令しているに違いないだろう。
文字のときの読んで状況や意味を理解するというプロセスを、ゲームで遊ぶ子はバイパスしているから読書時間(文字を意味に変換する作業)を奪っていると言えるのだろう。目から手を動かす動作に変える作業をしているといえる。
要するにセンサーで見たり聞いたり5感で感じたものを、読まずに行動すると、考える時間が要らなくなるから、神業のような武道の名人の域に達するのであろう。
私見だが、趣味として何かのスポーツに打ち込んだ人は幸いだが、ゲームにはまると読書が嫌いになるのは漢字などを読まずに画像で想像して済ませてしまうからだと思う。
1300年以上続く宮大工のほかにも、工作機の神様、溶接の神様、球体磨きの神様ほか、日本には神様クラスの職人さんが多い。ただ1人前になるのに20年以上というのではやはり長すぎるし、そこに達する前だと安い時間給というのでも困る。 米国では溶接工のユニオン(組合)が短大と組んで、10過程を終わるとランクのトップになり、年俸で10万ドル(1100万円)を越えるが、それでも技工がイリノイ州だけで1万人足りないという。
人工知能のディープラーニングを増やそう(視覚ー干渉を避け効率判断ー指令)
それでは、本当に考えるAIの部分は、外国人にまかせてよいかといえば、そうもゆかないだろう。すでにトヨタ自動車はお互いが衝突できない車を造れることをラスベガスでデモしたし、ソフトバンクもペッパー君という自動通訳・案内人ロボを出している。プログラマーだけでなく、職人技を自動加工するだけでなく、自分で学習して人の知能の上に行くディープラーニングを行ったAIを造れ増やせる人材が求められる。その知恵は大企業だけでなく、中小企業でも、友好国とも分け合える必要がある。
仮想敵国に引き抜かれないように、大会社が抱え込まずに、中小の民間企業がブレーンを借りられるようにし、外国向けはココムのような、兼務を認める輸出許可技能に指定して許可制に出来ないだろうか。
正直で海千山千なソフト・人材は可能か
すでに韓国の碁の世界1という人がアルファ碁というAIに1勝4敗で負けた。 ゲームの世界でもチャンピオンがいて彼は『人間は嘘と張ったりでゲームソフトを騙せるから勝てる』と言っている。ソフトもディープラーニングすれば勝つのは難しいはずだが。
外交もウソやハッタリの世界とするなら、国民のけん制やなだめ役のほかに、政治的な人にも役立つ別なディープラーニングが必要で、こういうチャンピオンや騙しやハッタリのプロに勝てる海千山千なディープラーナーを育成して国の備えにも使って欲しい。
民間企業では、商道徳、国際法やWTOほかの安全規格や規制があるから、その範囲での倫理・法規定を守るべきである。モノやサービスでは、価格・品質・性能・納期である。これを自ら崩したり、変則的な勝手なルールを主張する国(国有企業も)は、守るべき価値と信用がないから長続きしないだろう。
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