2022年3月18日金曜日

220322-改1(1012)   フィンランドに育つ「武士道」、周辺国も「武士道」を

220322-改定・追記

フィンランドに育つ日本の「武士道」             
ロシア周辺国には各国風の「武士道」が広がる

圧勝させない日本の知恵
長い間の日本からの個人・団体の柔道家たちがひろめた努力があったろう
戦が終わっても、ひどい目に合った側は恨みを持ち、何代にもわたり仕返しをし続づけた関係は、ロシアの力ずくがあったとわかり残念である。
蔭でのフィンランドのDX・AIのソフト設計者が武士道をという例を先述したが、商業スポーツとしてより武道には礼節があり、日本文化の拡大の1つであり、アジア各国にも広がればよいと思う。半島の例などをみれば、感謝されても不思議はない対等な扱いをしたはずだが、色々なフェイクな言いがかりをつけて、有利な条件を得ようとする。そんな戦後70年を学ぶと、半島人と厳しく接していた中国のやり方の方が適していたのだろう。ウクライナへのロシアの侵攻は、どう見ても正当化できないし、兵士が犯した蛮行は戦後裁判で裁くべきだろう。

核兵器をもたず同盟外だとここまでひどい目に合うべきか

 3月16日昨夜ゼレンスキ―大統領は、米国議会ほかでリモートで訴え;         「ウクライナの空を取り返したい。領空に他国が侵入できない領空権を下さい。だめなら戦闘機を供与して欲しい」という。 (攻撃用の武器を供与する国は、参戦したモノと看做されるので、米ロ戦争にとなるリスクもある(と脅され)分かってきたのはウクライナは米国からはトレーニングを受けたが、それ以上は核保有国どうしは戦えないという米国の立場である。地の利があるから 一番欲しいのは時間であり、色々な武器で自国内で戦えば、ベトナム式やウクライナの地下トンネルは重要だ。外国勢は自国内の経済も苦しくなり引き上げるだろうから。

表現の自由が国民にない国の蔭での規制は、中国ほどの厳しさはなくても似たようなものに見える。中国の方が国民への統治面での強制レベルは高く、国内での活動許可は、中国への批判は許されないようだ。ネットと億単位での都市戸籍の全員を記憶すれば、ガバナンスは歴史的にありえないコントロールが出来る時代なのだ。    ロシア国内では国民の多くは、ウクライナへの侵攻は共同演習だと報道され、いきなりの武器使用による侵攻・攻撃している動画や報道は消去され、独裁者の統制する動画抑圧とフェイクニュースのみが庶民 には伝えられている。

ウクライナ東部にはロシア系の固まって住む工業化した武器を造れる地域があるとは、90年代から聞いてはいた。ウクライナとロシアは今回の侵攻で兄弟国・姉妹都市という関係だったと聞き、日本も近隣で人口大国が台湾海峡を挟み独立しており、他人ごとに出来ず乗っ取られかかった豪州などとも比較して観察してきた。        その意味では、東南アジアからの実習生の方が安心だ。大陸の疑似民主・独裁国のように海外の自国民には本国の政策に従う義務を負わされている場合は、ロシアのような選挙に介入し、独立国を造らせ、そこを拠点に拡大しようとするような国よりは安心して付き合えるだろう。

特定の出身国の外国人の集中居住を許さない方がよい

東欧ウクライナに近いジョージアだというが、特定地区をロシアに許して数年経つと、鉄条網の境界線が少しずつ移動して、いつの間にか、かなり広い地域になっているという。(地方自治が民主の基本ではあるが、日本のようにそこに町内会があり、回覧かなにかで地域の交流と伝達を行うような統治の義務化をすべきと思う。)             地域の長が境界には杭を打ち、基準石(道路側などに一定間隔で基準になる目印を埋め込んだものを置き、XY軸で場所を特定する)を置き台帳に登録する制度がないから、気が付いたら、何倍かに膨らんでいたというような事が起きるのだろう。   ロシアのような侵略の意図を持つか否か知らぬが、今回のウクライナは正に侵略と見える。国境が定かでなかった時代に、江戸の政府が実効支配と統治ができるか否かで樺太の北半分は譲ったという文書もあるようだから、それが南下してきて北方4島も実効支配されている。                             

領土領海と飛び地は厳重な監視をすべきである

今や北海道にも土地を中国系に広域に譲渡されていると聞く。今の自民党は内部に考えられない左翼的な人物も入っており、各人の政治的に重要な問題についてどう考えるかを、表明して確認すべき時期であろう。                  国連も単なる戦勝国の大国の集合が拒否権を持ち、『国際法の判決はゴミだ』と表明する国が常任理事国として巾をきかせ、重要なことは何も決められない機関となっているとするなら、今回のウクライナ戦争が停戦したら、新たな枠組みを構築すべきであろう。国際機関の代表は中堅国から選ばれるなら、当事国は拒否権を凍結されるとすべきだろう。

侵攻に対するウクライナの反撃

4千万人の人口で欧州に対する穀物大国という印象のウクライナだが、元コメディアンという ゼレンスキ―大統領の話とPR力は分かり易い。戦時中の当事国のニュースは3割引きとしても。幸い日本のTV字幕の日本語訳も優れ、「自分たちは突然のこのように大国の攻撃をうけている」というが、米国の直前の予報もあって、これ以上は放っておけないと覚悟していたのだ。ロシア側の要求は「欧州EUロシアの中立であれ、武装解除・放棄せよ、(2014年に奪われた) クレミア半島はロシア領と認めよ」という理不尽な要求である」。      目の前でむしり取って、「俺のモノだ。認めろ」と云われて認めたら、そんな国は属国になるのだ。強盗が居直って、貴方から盗ったものを、遥か昔から俺のモノだという。    「攻め込んだのはロシアであり、全く受け入れられない」と発表していた。クリミア半島を8年前にもぎ取られにせよ、なぜウクライナ人はこれほど頑張れるのか不思議であった。       西部や東部での戦闘が起き、優れた支援の武器スティンガー対空ミサイルや、練習不足でも命中するジャベリン対戦車ロケットなどの効果も優れ、既に2月24日から6週間持ちこたえた。ウクライナ勢が長い迷路のような塹壕をほり、長期戦になるなら15年からの共同演習を米国指導での効果だろう。

守りたいものは過去に生きたご先祖の記憶(日本人は)

最近の我が国のような、好きなものを飲み、喰いし、子供も作らずフリー交際という国ではない。アジアのベトナム人のような機敏な動きもある。65才までの男子は全員国土を守れ、というゼレンスキーの命令と法律ができた。その間に多くの女性と15才いかの子供は隣国に、3月中旬には300万人を超える避難民となって旅立ったとUN高等弁務官事務所の推定値も出されている。日本も500人受け入れと聞くが、いかに早く日本語を教え、働けて社会に貢献できるかである。誰しも自力で生きたいと思う筈だから。

ウクライナからの報道では、防衛のために残った若い夫婦は、侵攻の始まった日に急いで結婚し、夫は「ロシア軍の動向を調べ、手が空けば火炎瓶つくりを指導している」という。日本との違いも大きく、妻は「私は平和主義者だが、今回の戦争では、これから子供を育てるには、この町と国が要るので、守るために銃をとったという。若い女性が多数残ったのだ。「愛国心から」などという理由で銃をとった話は、2か月のあいだ誰からも聞こえなかった。

日本を重ねて考える機会を得て、日本の風土は観光資源としての神社仏閣ではなく、それらを造り拠り所とした1500年以上前からの、ご先祖の心と風土を含む国土と考えられる。

情報戦の中では、正しい情報が如何に大事か

プーチン氏の「ウクライナが核兵器を開発しており何でも使う」で"核の傘"は危うくなった 自分が使いたいものを「相手が使おうとしている」という根拠を示せない発言はフェイクニュースそのものである。ツイッターをイーロン・マスクが買収したという。彼の知恵でフェイクが追放され、自由で公正な社会を取り戻して欲しいと思う。

原発は使ってもロシアとビジネスを止めてという意見

話しが跳ぶが、核については日本は反核、反原発というメディアや政治指導者が多い。とはいえ原発なしで脱炭素社会など絶対無理と欧米では考えていると私は思う。原発が地震でやられて汚染されたとしても、小型の原発を開発すればやれないわけでは無く、何もせず反対するだけでは経済破綻する。まして30,40基を保有するなら、放射線量はできる最小限に抑え、だましだまし使うべきという国があっても許される風潮を感じるのだ。                                  最近欧米の著名な思想家リーダの6名コロナ後の世界」で、スティーブン・ピンカー氏が原発ができて約60年で。死者は1986年のチェルノブイリ原子力発電所での31名だけです。2011年のフクシマでは原発事故による直接の死者は出ていません。」(p132)と述べている。日米は長く付き合って、世の中が白か黒かの2色であるかの単純思考になっているが、余りにも短絡だろうと思う。何もかも嫌なものはNOでは生きて行けないのだ。

ロシア軍はマリウポリという南東部海岸を攻めて、爆破時に高熱で焼き尽くす爆弾も使われたという(青山繁晴参議ユーチューブ)。応戦する者がいない静まり返ったキーウ周辺では産婦人科病院も無差別に爆破するという非人道的な攻撃や、高齢者の住む一般住宅やアパート街も容赦ない砲撃がある。プーチン氏の非道さは人類を敵にしたかのような、ロシアの庶民も同意はするまいと思える消耗戦である。(天変地異には身を縮めてやり過ごす、従来の日本式では助からないのだ。)弱いと見れば侵略し、死体も放置させるのだ。今回のウクライナ戦争は、ロシア人のと言うより、その指導者の個人的な”常人を超えた”レベルの異常さを感じた。                                     

ロシアと言う国との交流は止めても良い

私は魚介類もカニ類も好きだが、これから何年生きられるかは知らぬが、ロシアからの輸入ものは食べないことに決めた。皆さんは自由だが、賛同していただける人が増えれば、この   連中と付き合う必要も無いだろう。                         半世紀前か「人間の条件」と言う本を読み、いまその条件に外れた本性を観た気がした。4000本の核ミサイルを持つ立場からの脅迫で、地球を荒らす嘘で固めた国と思う。西側の民主陣営は、プーチン発言で、米露の衝突は核戦争になるから、直接対決は出来ない」と知らされた。非核三原則も、平和憲法第92項も、核の傘も無意味になったと見えたのだ。   

先の第2次大戦の末期には浜辺で竹やりで迎え撃てと云われたと聞いたが、国や自治体は武器を配布し自衛を促すしか海岸線の長い島国では、防戦できないだろう。そこへ、これ見よがしに公海とされている狭い海峡を戦車や兵站物を満載したロシア軍艦が通過した映像と報道もあった。武器の通路と分かって止めない公海とするのも危険になったと考えるべきだろう。

経済封鎖に近い国際的な制裁も実施されたが、この国の住民は生き続けていけるのか。「日本としては何ができるか議論を始めよう」という元首相の声に目覚めよう。ゼレンスキーのリモート演説には全員が賛同した国会も支持できそうだ。ウクライナの警報音が「空襲警報発令」と防空壕に走った沼津の夜襲も思い出す。

 人が本来持つ生存権、民主主義憲法の発言の自由=国民の生命、自由を守る憲法と、戦争行為での国が国民を兵隊として徴兵する行為は、矛盾する部分があることの議論である。国際法や政治学の忘れていた再認識には役立った。ジュネーブ条約での戦闘員規定での制服・制帽に対し民間人は日常の服装で参加する場合の議論(日中戦争での住民のいわゆる便衣兵の議論など)は詳しくは聞けなかったが、ウクライナ周辺の赤十字も規定されNATOが参戦するかは監視されているという。

だが、非常時には、こうした議論は総て棚上げ、非常事態法で、凍結し軍事裁判の出来る根本原則だけを用意し、延々と先送りすることは止めにして欲しい。国連もしかり。結局は国際刑法違反の調査立ち入り記録機関として強制権は持たないのだから。

男が守ろうと言える国、子供が産める病院、女性の差別が改善された国に         これ以上、兵の死傷者を増やさない為には、急ぎ停戦するべきだと学者先生は言われる。 ロシアの国民は海外でも「ロシアが戦争をやめろ」と声を上げ始めた。プーチン氏が国内のサポートを失えば停戦になるかも知れぬし、経済制裁で交易が止まれば財政がもたないという政治家たちの意見がある。その声に応じ、ロシア人お断りという旅行制限や拒否が起こり、彼らがせめてオミクロン感染者並みに扱われたらよいと感じる。長引けばどこかを切り取らねば立場がないと頑張り兵士はその仕返しを、弱い無防備な市民に向ける。

それでも中国はロシアを同調する姿勢を崩さないのは、体質的には表現の自由、言論の自由を認めない警察国家で、国際的に孤立すれば冷戦時代に逆戻りになると恐れるのだろう。台湾は緊急時訓練を始めたようだ。半導体の製造工場があるから大丈夫と祭英文はいうが。

「エネルギーは必要だから」という経済的理由だけでロシアと付き合い続ける我が国は、血も涙もない経済優先の国だろうか。その金が武力になって使われると考えればむずかしい問題である。電力会社の読み違いでか、地震の後は敗戦もしないのに停電だと言い始めた。集中せずに2,3の発電所の数だけの会社で競争してはどうか。いや、やけくそな話ではなく、万一の戦争になれば、エネルギー源は多岐に、貯蔵は分散が安心なのだ。

これで日本を覆いかぶせてきた中国の「報道管制」の薄い膜がとれ、強制忖度に従ってきたメディアも、これからは中国を警戒し始めてくれる点はありがたい。先述のウクライナの若い夫婦のように、夫婦で国を守る国でありたい。日本も安心して子供を育てられる国を子孫に残そう。男が守るよと言える国、更に欲張って産婦人科のある医療制度で「産んだ人が苦労させられない」と避難女性もいえる国なら、助産婦を入れて、アジアのリーダとして一目置かれる国になれるだろう。

守るに値する国を造ろう 

北海道では野生の鹿が30万頭とか、                         3、4ヶ所のわけて鹿狩り大会を始めてはどうかと思う。米人の兵と自衛隊員とで南の沖縄、岩国の駐留兵もまじえて年次大会を行うのだ。単なる駐屯地ではなく、彼らにも守るに値するローカル色をもち、射撃大会とキャンプファイアーになれば、楽しみも増えるだろう。鹿肉は余った部分は、ベトナム人など東南アジアの酒のつまみで輸出しても良く、千葉にもキョンとかいう同類のものが増えて困っていると聞く。狩猟家を増やし、自衛軍を育成し、天災の復旧だけでなく、本土を守る抑止になって貰えればと思う。

ウクライナが勝つ場合はギリギリでやっと勝つのが良い

風林火山を掲げた武田信玄の遺訓を引用しておきたい。                価値については、別に私見を述べたい。

「凡そ軍勝五分を以て上となし、七分を以て中となし、                      十分を以て下と為す。                               その故は 五分は励を生じ、                              七分は怠を招じ、 十分は驕生じが故、                      たとへ戦に十分に勝ちを得るとも                          惰を生ずれば、次は必ず敗れるものなり。」

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