2014年9月13日土曜日

14133 日本創生のための4要素

14133

市町村再生に不可欠な4要素

14132の『日本創生国土計画委員会では「劣化するわが国」というタイトルをつけ、危機認識として次の9点を指摘した』を更に検討したい。
(http://jice.or.jp/report/pdf25/jice_rpt25_09.pdf
今日より明日がよくなるということが、若者に夢を与え希望を育てるから重要である。
① 人口減少、超高齢化により地域が失速する。
② 大都市部では地方部とは桁違いの高齢化問題が起こる。
  コロナウイルスの影響で、大都市より深夜営業のない中堅都市に分散する
③ 基礎的な生活基盤や地域文化等の維持が困難となる。
④ 投資意欲が減衰し、国内プロダクトが減少する。中国から取り戻す。
⑤ 大都市集中により災害脆弱性が増加する。中堅でインフラの強い都市が魅力。
⑥ 気候変動により自然災害が激甚化する
⑦ 大地震により国民の暮らしや社会経済が壊滅的打撃を受ける。高台に移住する。
⑧ 目標、共通価値の喪失により日本人が漂流している。価値観を教える塾。
⑨ 産業競争力等の底力が劣化、アジアの要の位置にある地の利がかすんでいる

劣化を除くために4項目に絞ってみよう

1見すると絶望的にみえるが、中味で人力で変えられるものと、そうでないものが混在する。これらをまず分類して考えてみたい。特に赤字で示したものは人口減少であり、これによる弊害と、その対策のもつ弊害との何れが大きいかである。
大別して
1番は人口減少(①、②、③)、

2番が都市部集中の弊害(②、⑤)、

3番は住民の意欲減退(③、④、⑧、⑨)、

4番は毎年のように起る自然災害と激化と対策(⑤、⑥)、に絞るとしよう。
人力で変えられず、時期不明な⑦大地震災害は、東北震災対策以外は後に触れたい。
地域別に違った優先順位があってもよいが、決めたら、何を何時までにやるか、その達成度をどう測るかも決めることが重要である

原因は対策(効果)不足と考えて分類してみる

行政は反対する人も覚悟の上で優先順位をつけて、一定期間の実行を行い結果により修正することである。あれもこれもと欲張ると何もできないからである。
交通費は経費でなくなり、個人負担となり残業代もカットされれば、就労者は自宅の近くに勤めることになり、時間のゆとりが生まれ、それを将来のために投資できる。
1割減俸で損した気になるかも知れないが、テレワークは無給の通勤時間を削り、自由時間がふえるという考え方だ。


課題
対策
経済活動
生活形態(原因)
代替策

人口減少

長期無策?

税制;
家族控除
・育児補助

単身赴任(雇用優先)親子別居
快適追求


育児控除を増やす
別居は増税(個人所得税)
夜間の消灯(電気税)
介護センター分散

都市部
集中

分散策
託児所
介護センター

交通費の
会社負担
(欧米では
個人負担)

経済性・便利追求

高齢化(医療進歩)
 
地方への分散
医師の分散
通勤時間カット
交通費の経費非控除



日本人の
意欲減退

個別解決
地方事務所
在宅雇用


残業疲労
夜間娯楽
医療費

非正規
差別
教育(ゆとり・優しさ・競争排除)

残業カット(企業表彰)
(残業は50%増しに)
早寝早起き(10~5時)
元気付け活動
地域ボランティア

高頻度な
自然災害

長期無策
(集中豪雨・台風・地すべり)

温暖化
冷暖房
地下鉄
道路舗装

高層住宅
都市化と過密化推進


冷房省エネ推進



見落とされた政策

人口増加策
外国との交流・教育

後述


後述
細分化;非常時対応不可

後述
高地移住(長期)計画

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