2014年10月7日火曜日

14140 情報の産業化-医療は不可欠

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情報の産業化ー医療は重要だ

仕事でやっていることだから、あまり価値に気付かない例として、奈良県の病院別の発病者の地図散布を利用する考えについて触れたことがある。またドイツでは若手の医師は、インターンを終ると全国各地に計画的に派遣されるとも報道された。

医者の配置計画は人口動態マップつくりで
医師の人権や契約の自由という問題には、本題でないから触れないが、大学の所在地とおなじく、医者の分散化は高齢者の人口マップになる筈である。だとすれば、それは厚生労働省か文部科学省の問題か。

本ブログ『13020;米国の医療費はG7各国の2倍、なぜか』で述べたが各国の医師数でも、日本はドイツより人口当たりの医師数は遥かに少ない。自治体としては、どこであれ人口に相当するだけの医者を抱えることが、憲法上の義務(幸福の条件)な筈だが、予算がとれなければどうするか。これは医療保険費用にも連動できるはずだから、医師の人権問題というより、契約の問題でもあろうが。
東京に集まりすぎるなら、都心からの距離が遠い方から給与が高くなる逆指数でも利用したらよいかもしれない。

どの病気ならどこに最寄の医者がいるかがひと目でわかるようになれば、自治体の係りが電話で長い時間かかりきりにならずに済むから、そういうサービスが全国で進めうるはずである。それはホテルの空き室情報のような対応するのは、さほど難しくは無いはずである。ホテル、タクシーや消防署、警察などもそういう情報が役立つ筈だ。

オープン・データによる自治体おこし

自治体に必要な3条件がどこに行けば聞けるか、自動で答えてくれる方法をどんどん進め、英語でも答えられる自治体があれば、外国人が集まりやすい。結婚して子供のいる外国人には、英語で教える学校があるかどうかが重要だ。
訪問者や旅行者には、小ぎれいなガイドサインや地図(英語も)が交通の岐路にあると助かる。特に病院、コンビニ、スーパー、役場などは駅前だけでなく、マーク絵と矢印サインがあると嬉しいものだ。観光案内ばかりか、医療・コンビニも欠かせない。
    
町の特徴や自慢できるものは、看板に書いてあると、行って見ようという気になるから、丁寧に高齢者など、土地に愛着のある人が作ると、プロよりは味のある物ができる可能性がある。それに小学生の図工の教師や生徒達を加えたら、意外な才能の持ち主が見つかる可能性もふえる。

1)雇用;仕事、収入源
2)病院;高齢者医療、介護、スポーツジム
3)スーパー;大型なら娯楽センター(映画・コンビニ;歩いてゆけるお惣菜)
これらの高齢社会の必須サービス以外の産業については、もう少し詳しく触れたい。

スマホ族の補強のために

適性分野を見つけるのも教育(13060)であり、転職に有利な学科を用意するのも地方大学の教育であろう。極論すればスマホ族の弱点は、本が読めない(読まない)人達である。グラフやデータも苦手なのだ。今の若い人は、スマホがなければ生きてゆけないというが、知人や友人とのやり取りには慣れているが、知りあいでない人に分かるような説明をするのが一寸苦手と見える。ラインの使い過ぎで、他人にわからぬ略語が多すぎるのだろう。
中には会話の上手な人もいるが、雑談でどこまで多様な人との話しが続けられるかが、これから生きてゆく上で役立つだろう。

会話で相手の関心がわかり、お天気や特産物の話以外に、歴史や文化、更に損得、金儲け、主義主張・倫理、全体の流れなどに、どれだけ広い会話ができるかである。英語でできればもっとよい。観光案内よりは喜ぶ訪問者も多い筈だ。若い人たちには練習するように奨めている。あまり遠慮して控えめになると、受身になって自分の得意な分野の話しができない。


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