2013年11月27日水曜日

13032-1日米の外にも付き合いを

13032-1

違った国との付き合いも増やそう

私は永く米国に住み半分米国人ではないかと思う部分がある。しかし年をとるにつれて、食事や風呂、穏やかな生活などの面から、やはり日本人だと思う部分も増えてきた。

ロシアや東欧との交流も
ロシア人は日露戦争など色々と対立してきたが、世界に先駆けて有人飛行士で地球を外からみた人達であるから、技術力も優れていると敬意を持っている。クラシック・バレーや体操は歴史的である。たぶん雪の深い冬の仕事なのだろうが、こけしの中をくり貫いたマトリョーシカとかいう人形を作っているのも興味深いし、最近はアニメを研究する若者がいる。

資源国としてよりは、消費国として生活の楽しみや子供の将来の夢を育む方向で、日ロ協働のベンチャーを始めたらよいと思うので、柔道家のプーチンさんにはそうした方向で、TV報道を教育のツールとして許可することを期待したい。
資源とかインフラのビジネスだと、どうしても「,国力」の押し合いというチカラ技になりがちだが、楽しく愉快に生活する文化を日ロでも開発してはどうだろうか。最近のDNA研究で日本人の先祖は北方アジア系という部分も多いらしいから、文化的な交流も広げられるのではないか。

ロシア語はアルファベットの文字数が多く難しいと5ヶ国語を勉強した父から聞いたが、日本語は漢字いがいは易しいから、コミュニケーションでも役立つのではなかろうか。他方で文字数が多いと思考が深くなるという意見も読んだことがあるが、ソフトの開発には可能性を感じる。
温泉も好きなようだから、年寄りには暖かい九州で温泉めぐりや、若い人には武道・禅寺修行の夏休み短期トレーニング旅行やアニメのソフト開発、コンピューターのプログラミングなどでの交流を期待したい。というより、日本の若者こそ、金儲けだけでなく日本の武術(柔・剣・空手)も座禅もならい、負けぬ胆力をもってほしい。

付き合いのルールつくりを
最近日本の周辺国を見渡すと、大相撲にやってきて活躍するのは、モンゴル出身を筆頭にハワイ、ブルガリヤ、ウクライナ、エストニア、グルジア、エジプトなども加わって賑やかになった。さらに国際化するために相撲協会なども、もう少し透明度がある運営(経営)をと余計なことを述べた。
ルール創りには文化の香りがこめられるから、外国の1国だけとのブレンドよりは、日本の独自色がでるものにしてゆくことも必要と思う。米国も戦勝国として戦後70年、89年からは唯一のスーパーパワーで、少し国の創設者の魂がゆるんで、同盟国の期待するだけの鍛え方が不足してきた。こんな隙に戦がおきるものだ。

すでに(19)で述べたが、組織や業種ごとに別な言葉をもてば、コミュニケーションがうまく行かない。言葉の問題か、制度に欠陥があるのか。実行面で大いに疑問があるのは、そこでの手抜きや見落としを悪用するような傾向が感じられるからである。

おなじことが言えるのは伝統スポーツの柔道もあるが、伝統という名に恥じない理事の選出や経営基盤をきちんとした会計ルールして、透明度の高い運営にすることを期待されている。

この点では、米英の法的なガバナンスが最も優れていると思う。尤もルールが優れていても、実際の運用と犯罪者の検挙率などは、いますぐ読者に比較資料を提供できないのは残念だが。
最近ホテル業界のレストランでの素材と実際に使われたものの違いなどにも明白になりつつある。「要するにこれは詐欺ではないの」ということを、スポンサーを気にせずはっきりいえる人が少なすぎるのと、罰則が甘すぎるからであろう。職種と伝達言語、行動については、後に触れたい。


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