『「河野談話」その本当の舞台裏』の記事を読んで(文芸春秋4月号)
日本の企業が戦時中や戦前の事例で訴えられているが、おかしくは無いか。
そこで最近シカゴでも名のある弁護士事務所の幹部(複数)と意見交換し、『国の創設前の法的問題に関する法管轄権を、後から建国された国がもつことはありえない』という見解を即答された(その分野の専門ではないがねと言ったが)。1人は『だいたい、国が無ければ法律はないし国民はいない。どういういう証拠でなにがあったと立証するのかね』という。
行政で解決すべきことではなく司法で解決し、無意味な話し合いをやめ、未来だけを話し合ってはいかがか。「歴史を直視」などというリーダーは放っておくか、民間で「(汚染されない)教育を受ける権利」に基づき訴えてはいかがか。
ここで誰もが知っている話しを繰返すつもりは無いが、石原信雄氏(元内閣官房副長官)の取材記事で『「河野談話」その本当の舞台裏』(文芸春秋4月号)に私見を述べたい。
『2011年韓国憲法裁判所は挺対協の提訴に対して「韓国政府は元従軍慰安婦への損害賠償を日本政府に認めるように交渉しないのは違憲だ」という判決を下しました』という問題に対してである。どう考えても法治国家としておかしなことが、近隣諸国では行われている。
大韓民国は1948年以前、中華人民共和国は49年以前に存在しなかった
おかしな事例の1つが、首題の事後法の問題である。これは現在の中国の前身の共産党軍が中華民国を台湾に押し出し、1949年に中華人民共和国が発足したあと、国連で自分たちがこの地域の代表国だと宣言し、それを国連で認めさせたのが前例であろう。しかし国連に認められたから、清国時代に遡って、現在の中国が存在したことにはならない筈である。
似て非なるものは1948年、日本の敗戦後に大韓民国と朝鮮人民共和国に分かれて南北2国が建国された事例である。似て非なるものという訳は、日本が併合していた朝鮮半島では日本は韓国とも北朝鮮とも戦ったことは、1度もない。(だが日本と戦って勝った事にしたいので、連合国の仲間であった形にしてくれと頼み、それを米国から断られたということも判ってきた。)
過去と現在をごちゃ混ぜにする習慣がある国らしいが、判決が下りたから聞いてくれという要求は日本としては関係ない話であり、こんな話しを相手にしている暇はない。
誠心誠意とかいう姿勢は不要な相手
同取材記事に戻る。慰安所を設置するのに軍が関わっていたかどうかについては、相手の懇願を真に受けて謝罪を繰返したいきさつが述べられている。「加藤談話は強制性認めていない」と追い討ちをかけられる。ここでも韓国政府を疑わず、「純粋に過去の自分の体験を聞いて欲しいと言っている人たちがいるから」と慰安婦の人選や証言をすべて韓国政府にゆだねたいきさつ。中には本人の意思に反して慰安婦にされた女性がいたというが、貧しい家庭で娘を売った人もいる時代であり、自分から進んでなる人は余程貧しい人達であっただろう。
結局、どんなに調べても強制性が認められるものは何も出てこなかった。隣国が得意な因縁のつけ方だが、無いものを立証するのは至難なのだ。
両国の友好のため韓国政府を信用するしかなかったというのだが、訴訟で争えば当然訴える側が用意せねばならないものをなしで金で済ませたという結果である。(形は強気で)挺対協は法的に解決を求めていたというなら、それに応ずれば良かったのに「アジア女性基金」として、さらに金で解決しようとした。(14064 「ごまかしを作ると弱くなる」で述べたとおりである)
慰安婦は金欲しさに手を出してはいるが、個人名や身元は明らかにできないという馬鹿げた要求をしてきている。世界の常識から考えて、そんな要求を認める国はありえない。こんな知恵は売春婦の知恵ではなく、その上でピンハネしようという連中であろう。
要するにこの人たちは最初から、言いがかりを付けたくてこうした手の込んだ攻撃をしてきているのだ。(でなければ、もっと付け込めるぞという印象を得て次々と要求を拡大したのか)
大統領は任期の終りには鞭をもって追い出される国だから、自分の退職後を平穏にするべく、何かで、また日本相手に手柄を立てようという事になるだろう。
日韓友好という表向きの甘言に弄されず、すべて法的に始末すべきだという強い印象を受けた。攻撃すべきは戦後の民間投資の返還要求であり、首都の博物館の捏造歴史陳列物の撤去であり、竹島要求である。少しは相手が青ざめるような経験をさせよという世代が育っていると感じる。
韓国反日記念館などは捏造・冤罪のなりすましだと聞くが、あえて修学旅行に行くに値しない国。
(http://dametv. cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-e2b9.html)
反日捏造・冤罪の撤去を働きかけようというブログ(http://dengon.holy.jp/kyk01.html)。
* http://www.sdh-fact.com/CL02_
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