2014年5月23日金曜日

14099 中立国スイスで特色ある技能者を増やしている

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中立国スイスで特色ある技能者を増やしている

資格は決まったものの用途許可(イノベーションに関係ない)

私は資格制度は会社にしろ国にしろ、危険に関わる仕事を安定的に運営するうえで必要だと考えるが、何かをする許可は範囲が限られ、自由でありたい人には向かないと感じている。
既に存在する設備やシステムをキッチリ動かせることは重要で不可欠だから、それを飽きずにやれる忍耐力と継続力をもつひとは欠かせない。しかも、社会にある誘惑をはね返し、一定の倫理観を持ち続けられる人が条件になる。そういう人には資格で職を守ることも必要だ。

日本が人口減少で先細りだと心配する親の意見を聞いても、必ずしも当たらない。実際にどのくらいの人口が社会のインフラ市場で働いているか、自分で調べてみて納得して欲しい。
  68職種就業者数;(http://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/sansyoku/documents/21.pdf)
 13業種男女別就業数;¥(総務省統計http://www.stat.go.jp/info/kouhou/roudou/index.htm

米国が優れた制度をもつ国だというのは、境界を特権として業種を守るためでなく、政治制度を含めて、思考を枠の中に閉じ込めない賢さをもっている点である。
日本でも低学年から将来の夢を助長する教育に変え、ある程度の適性で目標を絞り集中させる方が、独創性によって繁栄する国を創れる。現在の日本の教育制度の1つの欠点は、制度で学ぶことの線引きを1律にする点である。この人為的な障害が必要なのかどうか。

他方で、それを改善して更に安全に、しかもエネルギーを節約できる方法や、さらに保守しやすく、故障しにくいシステムに改善する人も必要だ。なぜなら従来型の分野で、独創的でない分野でも海外の人材が求められ、英語による国際化は進むと見えるからだ

スイスの教育制度

よく比較される北海道より4割人口の多いスイスだが、人口でいえばベルギーと九州の方がGDPでも近い。スイスがユニークなのは、古くは傭兵からの送金で金融が発達したこと、『多種多様だが一貫しているスイスの教育制度』であろう。http://www.swisslearning.jp/Schools/swiss_education.php)


スイスの教育制度は、それぞれの州でその責任を負っている。3段階の教育制度になっており、初等、中等教育は義務教育で、通常9年間となっている。現在、スイスの私立の通学制の学校とボーディグ・スクール(寄宿学校)は、幼稚園から12年生(高校3年生)までの生徒を受け入れている。
ほとんどの学校では、生徒全員が主流のプログラムに早く溶け込めるように、第2外国語として英語やフランス語での集中的な講義をしている。

中等教育レベルでは、後に必要となる職業教育や、一般教育訓練をすべてカバーしている。卒業後、若い生徒たちの60%は4年間の見習い期間で研修を積む
スイスの高等教育は、10校の州立総合大学と、2校の連邦工科大学、専門職向けの応用化学大学や教育大学における学術研究で成り立っている。
他にも、大学教育レベルにあたるいくつかの教育機関は、高等教育の公共機関とみなされる。  途中で他の科目や職業実習に変えられる点もよいと思う。         

勉強に向いた人と、家庭の事情などで就きたい職業がある人に分け、早くから伸ばそうとしているように見える。優れた纏めがあるので、詳しくはhttp://homepage2.nifty.com/aquarian/Swiss/SwImpr/Sws_Imp3.htm)

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