2013年9月27日金曜日

13001成功か、失敗の法則か(01)

13001

成功か、失敗の法則か

人は誰もが成功物語を聞きたがる
人の成功の話しを聞けば、自分が成功するか。天邪鬼(アマノジャク)な私は、それは殆どが役立たないのではないかと考える。それ故、失敗の法則を話してきた。
ありとあらゆる手をうってきた人に、その中でどれが決め手で成功したかと聞いても、答えられない。それは『どうすれば運がついてきますか?』と聞くようなものだ。

もし答えられる人がいたとしても、やはり役に立たないだろう。なぜかといえば、成功の理由を他人に聞こうというほどの面倒くさがりな人は、聞けても、そのための努力を出来ないと思うからである。また、過去に起こったその成功者は、色々な場面で2択、3択のうちから、どういう理由でどれを選んだか、それぞれの決定への参加者の背景には、それぞれの違った教育や体験が積み重なって残っていて、それらがモノを決めた理由になっていることも多い。それをつど集めて再現し繰返せないからである。(これは後述する)

世界中で、といっても先進10ヶ国くらいの国の人達の一部しか知ならいが、米国では何十ヶ国から来た人たちに知り合った。日本人は勤勉で、人間としてのレベルの高い(というか悪人度が低い)と思う。その分何かに集中し頑張れば、何とかなると思っている。

近隣国のように日本人の歴史(しかも殆どが事実無根)にケチをつけたり、たかったりせずとも、国防さえしっかりしていれば生活はしてゆける筈である。そういうやり方はレベルの低いセールスマンと同じで、自分の能力が上がるわけではないからだ。
今や貿易額が最大になった中国もあるが、こちらから資本を持ち込んで、図面を渡して単に値段の安いものを作らせて、儲けを増やそうとしただけのこと。それを相手が過去の
歴史を持ち出して帳消しにし、偉そうにしても卑下する必要も無い。

暫くは近燐国は完全に無視して、自分は一生で何をやりたいかだけを考え研究して、若いうちに頑張ってみてはどうか。中国などは2004年ころ5、6度訪問した印象では、戦後のハングリー時代の日本と同じくらいで、学ぶに足るものは余りないと感じたからである。
何でも大きなスケールで創りたがるが、ただ『人口が多いから安ければ売れるはず』というレベルであろう。
外国人の資本を預かって、真面目に経営し、利回りを達成し、配当は出来るかという出資者への責任感が感じられない。要するに騙して呼び込もうという感じがつよい。出来ないいいい訳は、歴史での貸しがあると。だから、中国人が歴史を持ち出すうちは、利益の上がる投資利回りは期待しないことだ

私の失敗の中から、何を見落としたか、自ら失敗だったと考えたかを具体的に述べてみる。ただ、誤解の無いようにお断りするが、失敗ばかりしていた訳でなく、失敗プロジェクトの比率は5割いかに抑えたし、これはというものでは儲け頭になるように頑張れたことも付け加えておきたい。

成功のための障害と克服策

成功や失敗という言葉を使うが、、ここでは一定期間に事業としての採算分岐点に達しないものは失敗とし、達したものは成功と定義づけたい。

失敗要因と克服策

01.米国市場の特色
02.失敗の一次要因
03.失敗の二次・三次要因
04. 見落としやすい失敗要因
05.日米はスタートの仕方が違う
06.失敗例
07.決定の優先順位を確立しよう
08.戦略に関する理論(孫氏、ランチェスター、マーケッティング)
09.マーケッティングとはなにか
10.リーダーの信頼性が重要・不可欠
11.成功への必須条件

具体的な内容は、上記の通りだが、07.の物事を決める優先順位については、すでに〈22〉で述べた。述べた理由は、人によって、また会社によって優先順位が異なる場合が多いのだが、これがごちゃごちゃだと、議論が纏まらないから、結論がでないで堂々めぐりをするからである。

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