2013年9月1日日曜日

13057-3 過去(歴史)の"奴隷"になるより、未来の御者になろう


13057-2和訳

過去(歴史)の"奴隷"になるより、未来の御者になろう

『私は歴史問題については、よほど自分なりに納得しないと、意見をいうのには慎重です。過去に起こったことは、その時代と現在では価値観も変わるので、殊に戦時中は共有価値も否定されることもあり、気持ちのよいものではないからである。

皆さんの中で知らない人の為にいえば、前世紀に日本と朝鮮は戦争したことはなく、1904~5年の日露戦争に勝利し、朝鮮は1910~1945年の間日本に併合されていた。
その巨大な国土のため、ロシアが朝鮮を併合することは大きな脅威とされていた。

日韓併合の前から、日本の指導者は朝鮮警察の拷問のむごさを知り、これを禁じる命令を1908年に発令していたと読んだ記憶があるから、調べて得心されるがよい。

朝鮮人は日本に併合されたあと、朝鮮人(韓国人)だったのか日本人だったのかを位置づけるのは難しい。しかし国が消えたあと日本が統治していたのは確かで、多くは日本人になることを選んだし、また太平洋戦争中は日本軍に参加した人たちもいた。日本の敗北が決まったあと韓国は米軍側に参加を申し入れ、連合軍側からこれは拒絶された。

慰安婦(売春婦・古い呼び名はキャンプフォロワー)に関しては、米国の公文書館からの尋問記録で、22名の女性(朝鮮人20、日本人2名)の米軍による尋問記録が公開されたので、取り寄せて読んだが、今はネットに立派な翻訳と共に載せられている。興味のある人は下記を参照されたい。これを読む限り、新聞で公募され強制的な就労ではなかったし、本人たちは喜んで就労していた .http://texas-daddy.com/comfortwomen.htm, APO689, with Japanese also.

記録の改ざんの有無の問題はさておき、併合の合法性についてはケンブリッジ大J.クローフォード教授は“第一次大戦前の時代には珍しいことでもなく、違法という理由にもならない。”と述べている。

異論のあるなか、私が確信する私見を述べれば“子供の教育に当たり、50万人の自国民を抱える隣国を、金銭的理由の有無は別として、恨みを持たせる教育は適切なものではない。また日本政府が、事実か否か不確かな事項に関し謝罪し続け、それにより自国民の怒りを蓄積させるのも健全な政策とは思えない。

自国を築くにあたり、他国を憎むことでは健全な国創りはできないし、過去の奴隷になって、未来の御者になることも出来ないからである。

産経新聞の黒田記者の8月24日の貴顕をかりれば、韓国は日本がドイツに学ぶことを推奨するより、自国が学んではどうか“と述べ、オーストリアは第二次大戦中6年間もドイツに併合され、連合軍をあいてに戦ったが、終戦後連合軍に対し謝罪をした”という。
歴史の奴隷になるよりは、未来の御者になろう。

参考文献;ヘレン・メアーズ著翻訳『アメリカの鏡;日本』1949年、イザベラ・バード;『韓国と近燐国』、新刊書"A New Look at The Annexation of Korea" by Society of Dissemination of Historical Fact" 

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