2013年5月21日火曜日

13506―改1   サラリーマンでも経済的に自立できる【006】

13506ー改1

サラリーマンでも経済的に自立できる【006】

(良い会社とは投資できる会社)
私が大会社にいながら自立できた理由は、入社して2、3年ころの若いうちに株式投資を学び、ボーナスを投資していたからというのも1つだと思う。どんな業種が伸びるか、その理由は何かを経済新聞を読んだり、友人達との交流で伸びる商品のネタを仕入れて調べたものだ。伸びる業種・製品・技術(職種)と注目できた。

(A)アメリカで学んだ初心者むけの投資術

ボーナスが続くうちに
いずれ日本でも経営者以外はボーナスという名の給与の遅配は消えるだろう。景気の波という不透明リスクを、正規・非正規という”人件費カットのクッションで認めたからだ。
それはさておき、やりかたは、投資対象の会社群を3種類に大別する。同じ業種でも技術に特長があるが先行きが不透明な若い会社、成長期の会社、安定した大会社の3グループに分けて、聞いた会社をどんどん社名、年月、自分が良いと思った理由を記入する。

就職したら貯金を始めて、2、3年したら株式投資を始めてみることだ。そして、ボーナスなどで多少まとまったお金が入ったら、全体の金額を9等分して株を分散して買ってみる(後述)。するとその業界のニュースは放っておいても目に入ってくるものだ。   30代で子供がいる人ならBが中心で、全投資額の3割をBにというのが目安だった。
A.ハイリスクはハイテクのような、画期的な商品やサービスがある会社。小さいか若い会社。成長による株価の上昇が目的だ。  
B.中段は成長性とある程度の安定性を備え、配当や利益率が良い会社だ。 
C.安定という言葉にはミスリードされやすいが、巨大である必要はないがバランスシートが良い。つまりは流動性比率(流動資産を流動負債で割る)が2以上、長期借入金が少ない会社である。(全体での投資額の中での比率は3角の数で決まる)。

米国での選択の基準は業種の他にはP/E(日本ではPER:株価収益率);  
A. 上述の業種カテゴリーの中でP/E30前後(利益よりは将来性など(*様々な伸びそうな業種の会社株の投資を比率で管理し伸ばす方法)で人気のある会社)。  
B. 20以下で株価があまり高くないが営業利益率(配当ではない)がよい会社。新商品や技術寿命が長そうかなどで絞る。
C.不透明な時期は大会社でも利益率の低いが配当が高めか安定度の高い会社である。 
配当率の高い順、PEの順などで瞬時にリストがでる無料の株式ページがある。この章の末に概略を述べる。 

若い人なら、持ち時間があって、ミスの取り返しができるからハイリスクの比率が大きくてもいいが、50歳を過ぎたら、安定したCの比率を増やす。 


過去の20年くらいをみると、5年か10年ごとにバブルや不況の大波がきた。手堅い方法は、ダウが明らかに下り坂に向かい始めたら、堅くて配当率のよいガス・電力、通信、食品、生保などでどれに投資するかの検討を始め、だいたい底だと感じたら買うのが米国流だ。5%から15%の年率リターンが目標である。週末などに半日でも時間を割いて、いろいろな会社の中味を調べる。すると、評価は数値やデータで行なう習慣が身につく。(定年後もこれをやり給料分まではゆかないが、かなりの年収があるという知り合いがいる。むろんご主人もボケている暇はないらしい。)(長期チャート;www.andexcharts.com)

20代からCの安定度を重視したい人は、非常に保守的だから今の会社に働きつづける方がよいかもしれない。生き方の面でも、過去(伝統)と安定に生きるか、今を必死でやっているか、将来を見すえて希望に生きるか、と捉えることもできる。最初は貯金の内の2割くらいから始めて、だんだん増やせるようなら比率をあげる。

注意したいのは人の持ちかける美味い話には絶対に乗らないこと。ともかく自分で考えて決めるのが大切で自立の始まりである。

納得するまで、まずはその業界を調べることである。その業界が伸びる業界かどうか。次に、なぜその中の特定企業を選ぶか。これを考える習慣がつくと、自分の仕事の将来性と、どうしても比較し始めるものです。すると、そういう業界といま身をおく業界との接点はないかも考え始め、よい影響をうけるものと考える。

信託(ファンド)でなく株式選択の良い点は、お金や会社に対する自分の考えが形成されることである。そうしないと人だよりで、自分が何を基準にして考えるのかが身につかない。最初に《どの会社が買いか》の答えを求めないで、《どの業種がよいか、それはなぜか》を考える。次にその中ではどのような製品かサービスかを考え、それはなぜかを考える。繰返して考えている内にわかってくると同時に、それが変化してゆくのにも気づく。米国の投資データは充実している。
(例) http://www.marketwatch.com/investing/stock/bofi/financials                   但し、ハイリスク・ハイリターンのファンドがあり、これも、短期に売り買いせず、じっくり待てるなら10%以上のリターンになるという経済学者の意見あり
(*改1;「行動経済学の逆襲」p278;リチャード・セイラー・遠藤真美訳)

その内に会社は別として《自分自身はどれに属するかな》、《どうなりたいかな》という考えが生まれる。それにつれて、自分がどういう人間かも理解できる。意外に大胆だ、臆病だなとか。自分の金だからそれをどう投資するかは自分で決める。その内に自己責任で生きる意味が分ってくる。銀行には悪いが、金融機関が投資している先に直接投資してはどうかということも教わった。まあいざという時に必要な分の現金は預金でもいいが。

(B)いま自分のやっている仕事の将来性が危ぶまれるとき

今の商品経験をいかして周辺のどんな製品や職種に移れば先行きが有望か(安泰かではない)自分はなにを磨けばよいかも考える。そういう会社に人脈をつくるのも方法だ。
分らなければ、日本が戦後50年あとを追ってきた米国はどうかを現地の展示会で見るのもよい。この考え方は単に自己資産を増やすのに役立つだけでない。大会社の経営者の考えに近く、どの事業に人材や資金を投資するかという際にポートフォリオ管理(*)しているから、どこに働いても役立つ(*様々な伸びそうな業種の会社株の投資を比率で管理し伸ばす方法) 

2年か3年分の最低生活費が貯まると、世の中を見る見方が変って見え始める。そろそろ巣立ちの時期が近づいていると考えてもよい。
最初はうまく行かず損をすることもあり、その後遺症で、ある業界は何となく怖くなったりする。これは大概が利回り以外の理由で投資したものが多い。
知人の中にはそれでかなりの資金をつくり、米国の大学でMBAをとってシカゴで自立した優秀な人もいる。今の仕事に愛着とやりがいがあれば、続ければよい。大企業でなければできないプロジェクトもあるからだ。それでも選択肢があるほうがよい。

                 米国式株式投資方法  
1)投資候補リストを作る
先ずは株価が掲載されているホームページGoogle Financeを開く。左欄のStock Screenerをクリック し、PEは最低5、最大15、Div.配当は5~15%、Add  Criteria追加欄に最新株価(Last Price)を 加え対象範囲$5~30とか入力。 
入力と同時にリストが出来ている。 Div.Dividend)をクリックで高い順に会社数が50位リストされる。ギリシャ株など一時的に株価が低迷するものを除外する。全部で20~30社をリスト化。2~3ヶ月眺めて2~3社を選ぶ。選んだ自分の(長期)規準、理由を書入する。
2)財務内容を見る
ウォールストリート・ジャーナルWSJMarketWatch.comを開き、investingstockと開き、個別の企業GEなどを開く。MarketWatchが便利なのはFinancials欄で、5年間くらいの財務諸表のデータがあること。これが会社により最新でない場合は、他のHPを探す。データのない会社は除外する。
3)近隣諸国の事情も書く;
日付をいれ尖閣、李明博、US選挙、円高などを付記する。 
(本稿はあくまで読者の参考用であり、特定の方法や会社を推奨するものではありません。) 






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